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恩寵園のシンポジウムに行って来ました

聞きしに勝る虐待の内容でした。わたしは恩寵園の頃はSTOP!から逃げ回っていたので、この事実に触れる機会を持った初めての日でした。シンポジウム当日も何とかして逃げ出そうと思っていたけれど途中からは、腹を据えて最後までいる事にしました。※子ども達の声から逃げ出す根性がまずなんとも言えず自分で許せなくなった。

子ども達はこの出来事を、本当に冷静に語って下さいました。内容が内容だけにその冷静さと出来事の間に不思議な解離空間が出来ているようでした。わたしはワンクッションおきながら、座っていました。

恩寵園の卒園生の生の言葉を聞くのは初めてでした。施設内虐待を許さない会の代表である佐登志さんが「こういう時、どんな気持ちだった?」と丁寧に卒園生の一人一人固有に起きた出来事に沿った質問をされていて、卒園生の方々は、言葉を静かに選ぶように答えていました。

わたしは嵐の中にあった彼らを知らないのだけど、その静かな受け答えを通して、とてつもない世界の中で一秒後には気が狂ってしまうだろう世界の中を生き延びたかつての子ども達の悲しいまでの冷徹さと現実を受け入れてきた全ての過去が見えるようで、時々、彼らの言葉が聞こえなくなるような気がしていました。

時々、木に吊るされた事、金属バットで殴られた事、竹刀でぶたれた事、はさみ、切る。怒りに震えながら語る(ようにわたしが勝手に感じる)弁護士の方、津山もそうですが、子ども達が逃げ出して児相に助けを求めるくだりでは自然に猛烈な怒りが生じます、しかし「すこししつけが行き過ぎた」だの、なんだのと危機感の全くない応対。問題の恐ろしさをよくわかっている大人たちの当時の戦い、怒り、煮え切らない行政への虚しい戦い、全てがよくわたしの耳を通して言葉よりも、情景として脳裏に映りました。

わたしは会場の最後の席に他のスタッフの方々と共にいたのだけど、卒園生の言葉の重さが静かに会場を埋め尽くしているのを感じました。誰もその言葉から心をそむける事はできないようでした。そして、やがて自分も大人として聞きつづけたいと思う本音に気づかされました。それはきいてもらいたっか過去の自分たちの本音かもしれません。

エドワード氏が最後の方になってPCを立ち上げていました。丁度席が近くて、よく見える位置に彼がいたのです。会場の客席の端で彼は何を思っているのだろうとボンヤリ考えていたら、やがて文章を打ち始めました。その文章が先に公開させていただいた「恩寵園のシンポによせて」という詩である事にはその時はまだ気付きませんでした。

やがて、客席にいる人々にも課題が振られ、職員の立場、施設出身者の立場などから、想いを込めた発言が語られていきました。

わたしは話の半分以上を、悪夢というユメごこちで聞いていながら、かつての子ども達が今こうして生きて発言している事になぜか同じ施設出身者として誇らしいような気持ちを抱いていました。虐待を生き延びた彼らは本当に輝く魂を持っていると感じました。

全てが語り終えられるのとほぼ同時にゆっくりと現世に戻っていきました。わたしは個人的に初めて生でこども達の言葉を聞きました。そして思いました、最後の裁判はがんばって(勇気を震い)行きたいと思いました。

その日、会場に張られた横断幕が最後に目に入りました。

恩寵園シンポ


恩寵園以降、施設はどう変化したのだろう・・・・。
津山の傍聴に続く道を通して、変わるのを待っていてはいけない、わたし達大人が出来る事を改めて、考えていきたいと思った。

最後に、当日のスタッフの皆様、卒園生の皆様、支える会の皆様、許さない会の皆様、遠方より夜行バスで来られた皆様、本当に本当にお疲れさまでした。シンポが終わってから沢山の(3人以上は沢山なのです)施設職員の方と話して、自分が知っている施設の職員がかすむほどフレンドリーで優しい、そして義憤?に燃えてられる方々がいる事を知り、目から多少なりともうろこでした。わたしが出た施設の職員に見せたい本音、ちらほら。後で知恵熱が出たけどありがとうございました。

レイ@何もしなかったわりに大きな事を言ってごめんなさい(汗)
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|  stop!施設内虐待・別館 | 15時58分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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