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その人の子になれるかもしれない、でもしょせんは施設児童だったあの子の風景

愛着のゆくえ

 何故あの子は後追いを覚えたか

 わたしは今、愛着作りに苦労している、後追いなんてまだまだ夢の向こう・・・。だからこそ、あの子の話が思い出される。何故、あの子は施設全部育ちなのに後追いが止まらなかったの?

 あの子が施設にいたにも関わらず、保母を後追いするようになったのには理由があるように思う。乳児院から集団で育ったあの子が何故、愛着を知らないのに、そんな事をしたのか、そのヒント。


 わたしが二度目に措置された施設には職員の家族が住んでいた。彼女は夏休みの昼寝の時間、その職員に呼ばれて部屋の掃除を申し付けられたらしい。

 その部屋の掃除が終わるとチョコをもらった。その部屋には職員の子どもの姿もあったと【思う】。彼女は、小学校時代から度々、職員の部屋の掃除を申し付けられ、お駄賃のチョコを食べているうちに、愛着を知るようになったのではないかと感じた。

 そうでなくては、集団養護の場で、しかも乳児院からずっと愛着の機会を持てなかった子に愛着が育つのは難しい。わたしは彼女の後追いは、ホントウは保母に向かったものではないように思う。本当はその、子どもがいる職員に向けられたものではないかと・・・。

 彼女にとっては、施設児童でありながら施設の中に家庭がある為、期待をしてしまったのではないかと思う。あの子のように自分も家庭の子になれるのでは?と。

 後追いごときで職員会議?

 しかし、単に掃除を申し付けられただけの施設児童のその子と、職員の実子が同じ立場になれる筈もなく、彼女は、別の保母に向かったか、あるいは向かった事にされたか・・・。

 彼女は他の子が親から愛されている姿を目の当たりにしているうちに、いつの間にか自分にも誰か現れるのではないかと期待するようになたのではないか。

 しかし、その想いは施設児童には許されず、職員の子には当然の権利であった。それだけの事ではないだろうか。彼女だけが問題行動となり、職員会議に掛けられた。しかし、その出来事は彼女の中で深い傷として残ったように思う。

 わたしは初めから人に期待する事はなかったので、彼女のように傷つき感を持たずにすんだのだと・・・。乳児院から来た空っぽの子にとっては、それが子ども時代の全てになる。

 今思うと、鼻先に人参だったのかもしれない。誰もいない子が固定された関係性を結ぼうとすればするほど、それは問題行動になってしまう。そのような環境で育ったから、愛着作りは難しいが、少しずつでもいいから、育てていかないと・・・。

|  養護施設にいる間の問題 | 05時44分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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