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最後に出会えた子の話の冒頭は大抵捨てられている状態から始まる・・・

メンタル整理

 物語の大道具としての養護施設

 「施設で打ち捨てられている子どもの姿から始まる物語には救いが感じられない」と夫はよく言ってた。だから養護施設の話も、物語も苦手なのだと・・・。




 捨てられ、放置され、生き残りを掛けた戦いが日常的にあり、主人公の少年や少女は僅かなスペースであるベッドで静かに丸くなる。

 このようなシーンを見せられたくない・・・と、思うそうだ。


 そして、

 「この主人公の子がこのまま捨てられて良い筈はない」と思うし、あるいは「このような場所で、こんな小さな子が生きていて良い筈はない」と思うそうだ・・・。

 だから世にある孤児モノのドラマでの養護施設のシーンは最後のハッピーエンドを強調する為の大道具にしか見えないのかもしれない。最終的には救われる方向へ舵を取るつもりのドラマだから、それも理解できるが。

 捨てられた子にとっての救いとは?

 少なくとも捨てられてしまった子どもにとっての救いとは「出会いを果たす」事しか、わたしの場合は思い浮かばない。そして捨てられた子の命が粗末に扱われない唯一の方法なのだと確信している。

 スクリーンの中の捨てられている子を表現する為の大道具である児童養護施設も、冒頭に少し出てくるだけで、その子がハッピーエンドへ向かう為の、陰影の強調でしかない。その子はすぐに、何か奇跡的な事が起こり施設を出られるのだ。主人公以外の、その他大勢の捨てられたままの子ども達は、物語の中でその後を語られる事もなく影の中に沈んでゆく・・・。

 そうすると観客はもう施設の鬱々としたシーンから開放され、ホッと息を吐く。映画館で奇跡のシンフォニーを見ていた時、施設でのシーンから、施設を出るシーンへ移った時、観客席の重苦しい空気が明らかに変わったように感じた。

 施設の捨てられた子でも固有の相手との出会いがあり、ストーリーを紡げるなら感動に結びついてゆく。でも乳児院・施設だけで育った子がも無く生きる話はストーリーにならない。たんに実もフタもない現実になる。

 だからこそ、その子だけのエピソードを持ってもらいたいから、勝手に里親制度を応援している。




 奇跡は転がってないから・・・

 事実上(結果として乳児院・施設全部育ち)捨てられた状態の子どもの命が固有の命として意味を持つとしたら、固有の相手と出会いを果たす事でしか認識できないように思う。機能不全里親家庭は論外だけど、一般の認識のある里親家庭ならば、そこにボンドできるのだ。
 
 わたしは施設で育つ事は、心を時間を掛けて殺してゆく事だと感じていたが、それはつまり、施設の入所期間が長くなればなるほど、自分の命が生まれた事に何の意味もない事だと実感してゆく時間の長さに比例している事だと、今では思っている。自分の命は粗末なものだから、施設だけで育ったのだと感じさせられるには十分な時間なのだ。

 だから奇跡によらず、政府主導の制度として里親家庭への道を太くしてほしいと願うばかり。

 アニーも、赤毛のアンも、奇跡のシンフォニーも・・・川嶋あいの8月のシンフォニーも、施設で育った事が本流ではなく、出会いがあり、夢に向かう事の出来た奇跡のような子どもの話なのだと理解していたが、奇跡だけではない、大人たちのたゆまぬ努力があったのだと思う。

 #なんだか結果としてエモーショナルモードで書きましたが、編集すると思います。
 
 

| ├ メンタル整理 | 12時29分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

捨てられ続けたらお話にならない

 Leiちゃん、そうね。

 赤毛のアンも、アニーも、オリバー・ツイストも、施設を出てからストーリーが展開していくのね。

 唯一、孤児院で生活し続けた「あしながおじさん」も、最後には、その「あしながおじさん」と結婚するシンデレラストーリーなのね。

 こう考えると、固有の大人と出会えることが、施設の子どもたちの、特に長期入所の子どもたちのシンデレラ・サクセスストーリーといえるわね。

 措置満了で、15歳や18歳で、一人で施設を出て行く子たちは、子ども時代に捨てられていたことが完結したということね。

 ホント、捨てられ続けていた子どもの話なんて、お金を払ってまで読みたいとは思わないよね。

 まあ、そんな、話にならない話のあたしたちだけど…
がんばって生きていくしかないのよね。

 生きる意味や価値なんかを考え出したら、誰からも必要とされなかった無価値な子ども時代が迫ってくるから、やさぐれてしまうのだけど…

 がんばろうね。

| Maria | 2009/08/23 15:06 | URL | ≫ EDIT














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