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施設の子が自分の性別を知る瞬間を、どこでどのように誰と迎えるのだろうか

養護施設にいる間の問題

 初潮

 女子のたしなみについて、その意見のやりとりについて、わたしはまだ心が落ち着かない。誰も悪いわけじゃない、施設の女子が女子としてのたしなみ、しつけが行き届いていない事を世間の人に知ってもらいたい・・・でも、その一方で、自分がいつ女子になったのか、どうやって知ったのか、わたしはちゃんとした記憶が無い。




 たぶんわたしが自分を女と知ったのは小学校三年の「あの日」だった。

 あの日

 生理が来たのは小学三年ごろ。あの日トイレの中で頭が真っ白になった。それから小学四年までの間、何故か生理が来た事をうまく表現できなかった。

 それまでの数年は、ちゃんと支度もせず(簡易な措置のまま)学校へ通った。・・・小学四年に進級しても、結局はそのまま黙っていた。

 ジェンダー

 施設だけで育つと自分の性をどうやって知りえていくのか、その方法が何故か動物並みだと思う。わたしはトイレの中で異変に気づくタイプの鈍感な女子だったが、もっと色々な知識を持っている家庭からの子は、それが何を現しているのかをちゃんと知っていた。

 のんびり生きてたわたしは、自分自身が強い意識を持ち、ホルモンをコントロールすれば、どちらかのなりたい性になれると信じていた。
 
 でも「あの日」が来たので、自分は女の子の方向へ道が分かれたんだとショックを受けた覚えがある。女の子になるという事がどうしてショックな事なのか知らなかったが。
 
 たしなみ

 女子としてのたしなみについて、色々な人の厳しい意見を聞くと何故か落ち着かなくなる。たしなみという言葉、身を美しくするという躾。それらの言葉を聞くだけで、何故か責められているような気持ちになる。施設では性別が分かれる時のウィークポイントの瞬間を、みな、たった一人でトイレの中で越える。

 もちろん誰からも祝福されないし、誰にも知られるわけにいかないし・・・その感覚とたしなみと、女子だからといって、何から自分を守るべきか知らないし・・・・。

 たしなみは、大事に守られる世界観で育ってこそ身に付くし、そのたしなみが傷つけられたら傷むと思う。でも初潮をたった一人で乗り越えてきた施設の女の子達は、自分の性の意味がわからないまま、生きているように思う。

 大人になり、家庭では赤飯を炊いてお祝いすると聞いて、びっくりした。施設の女の子たちはその日は人生の中で誕生日以上に孤独なのだ。でもその孤独に気づかないで生きているのも事実だ。

 そう書いているわたしも又、自分の性の意味がわからない。

 

|  養護施設にいる間の問題 | 07時38分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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