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気になる映画のCLIP09 @1施設出身者から見た「おくりびと」と自分の最期について思う事

関連記事 

おくりびとを観て思う事 ←Mariaの戦いと祈り

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(2009/03/18)
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 感傷的な映画鑑賞

 Mariaは最近、わたしに見てもらいたい番組があるとその場で再生するようになった。わたしに「後で観てね」と渡してもあまり観ない事を知られてるし、わたしもわたしで彼女に渡した番組をあまり観てないだろう事はしっかり想像している。

 でもそれは、いつかきっと「観るだろう」けれど、今はまだ観られないものがお互いに多いというに過ぎず、お互いの家にはお互いに渡した未鑑賞の番組が溜まっているだろうと思われる。

 だから今日はMariaの少し、並々ならぬこの映画への意識の高さも相まって、とりあえずわたしの家に来てもらって、おくりびとをじっくり鑑賞する事にした。
 


 この映画の主題でもある納棺師という職業と彼らの住む場所は、わたしの目には日本なのだけど、まるでヨーロッパの片田舎のように見え、朴訥に一つの生業を一生懸命こなす、ある意味、ドイツなどのマイスタージンガーに繋がるような誇り高い印象を与えてくれる職業と捉えるようになっていた・・・。

 ・・・にも関わらず、死をテーマにした職業なので、そこはどうしても辛い問題なので地域の人からは差別や偏見を持たれている様子が、とてもよく理解できた。

 Mariaのブログで紹介しているこの映画なのだけど、@1施設出身者であるわたしの目に、まさか「なんて美しいのだろう」という引き込まれ方をするとは思わなかった。清冽という単語がこの映画の一箇所に出てきたが、そのような美しさ。
 
 死は生とリンクしているのだね

 この映画では死を扱う仕事を生業としている主人公の目を通して、本来的な家族というモノの姿を探そうとしているように見えた。

 主人公が地域の人々の死と家族の関係を取り扱うに従って、主人公の納棺師は、自らの幼い頃に捨てた父親との関係についても、考えてゆかざるを得なくなってゆく・・・、父親の生と死を見つめる事によって、主人公自身の物語も徐々に修復されゆき、最後の最後にミッシングリンクが繋がっていった。

 何よりも父親の最期は、実は息子を捨ててはいなかったという真実を知るキッカケを与えてくれた。そして主人公である息子は父を父として許す事が出来、納棺師として、子として、父を見送る事ができた・・・。

 死にたる者、家族と繋がれしその者の、末期の姿を通して、生を語れり

 しかし一方、捨てられた者として鑑賞したわたしは・・この微細に美しい映画のどこにも、わたしのケースが見えないので少ししょぼくれてしまった。なのに、映画を観終わった数分後にはもう立ち直れてしまった・・・。

 そうなのだ、本来つながりあった家族には底知れないエナジーがあるのだと感じた。施設の職員と分かり合えたくらいの範囲をはるかに超えている家庭の絆の底力。人は自分の事を覚えていてくれる人がいてこそ、その生を生きた事になる・・・。子ども達に家庭を!と考えて良いのだと思えた。

 最期を考える
 
 この映画はわたしにとって、ヘンリー・ダーガーのような最期を選ぶか、おくりびとに出てくる登場人物のような最期を選ぶか・・・・、はるか先の自分の死に様を決めるのは、間違いなく今のわたしの生き様なのではないかと感じさせられる映画に思えた。

 わたしは、色んな意味で岐路に立っている。わたしは一体、どのような最期を迎えるつもりなのかと・・・。

 追記

 でもこの映画の中で、一番悲しかったのは悲しいシーンに感情移入できない事と、泣けない事だった。泣けない人を冷たいという人がいるけれど、泣けないからといって泣いてないのではないように思う。

 そして、家族がいなくては、修復する相手もいないという現実を、1施設出身者としてはどうしても感じざるを得なかった。この映画は、誰もいないわたしには少々敷居が高いものの、施設全部育ちこそ見た方が良い映画なのでは・・・と思えてならなかった・・・。

| 気になる映画のCLIP09 | 07時33分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

一緒に見てくれてありがとう

 Leiちゃん、
昨日は終電近くまで居座ってごめんね。
ダンナさんにも、謝っておいてね。

 いろいろおしゃべりをしようと思ったけど、DVDが再生できるか確認しようとしたら、ついつい、引きずられて最後までみてしまったね。

 実は、自宅で彼と見たときは、少し斜めに見ていた気がするの。

 でも、Leiちゃんの素直な感想を聞いているウチに、あたしも施設育ちとしての気持ちが出てきたの。

 一緒に見る相手って大切かもしれない。

 あなたが死んだときは、あたしは間違いなく涙を流すし、泣きながらも、あなたとの思い出に浸ると思う。あなたも、同じだと思うの。
 お互いに、一緒に暮らす相手しか関係者がいないけど、あなたは、あたしの大切なソウルシスター。
 死について考えたとき、何が大切なのかが見えてくる。あなたもあたしも、命のバトンリレーから遠いけど、悔いのない人生を送りたい。

 頑張ろうね。

| Maria | 2009/09/26 19:54 | URL | ≫ EDIT














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