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施設の中の図書室は外界への窓のようなものだった

養護施設を出てからの問題

 関連記事 施設の後輩からの電話/Mariaの戦いと祈り

 Mariaの記事を読んで、わたしも社会に出てからの幾つかの失敗について思い出した事がある。施設育ちが(特に施設長期・全部育ち)社会に出た頃、信頼できる大人がひとりでも居れば自分の無知により、路上で生活しながら働くなんて事をしなくてもよかったのかな?とも思う。
 
 それでも何とか生きて来られたのは、施設の中の唯一の外界への窓である図書室で過ごした体験が、情報の確かさへの探究心を与えてくれたから・・・と思っている。


 施設の先輩が持つ情報とは
 
 施設を出て2年ほど経った頃に、就職活動中に道を歩いていたらスポーツカーに乗った男の人に声を掛けられた。顔は覚えていないが施設の先輩だそうだ。明らかに妙に羽振りが良いが、あの頃は彼が何を生業としているか知らなかった。

 わたしはよく考えもせず助手席に乗り(助手席が多いな・・・)ドライブをする事になった。彼は自分の事を色々と話した後、今度はわたしに話を振ってきた。

 わたしは「今、就職活動中で面接が終わったばかりです。受かるか分かりません」と答えた。
 すると彼は、うろ覚えだけど以下のアドバイスをくれた(凹)

「俺らみたいな施設育ちは正社員のような固い身分じゃない方が良い。派遣かアルバイトの方が良いよ」
「保険も社会保険や雇用保険なんてすぐ辞めるんだから無駄ヾ、国保も高いし、保険なんか掛けても意味がない」
「アパートも繁華街の中で借りるのが安心だ。組関係が入居してるような所、怖いけど守ってもらえるよ」
「あとは病院も高く付くから、半地下にあるような病院が良いよ。相談相手が居ない奴専用だけど身元は詮索されない」
「荷物はかばん一個に入る分だけにしておけよ、いつでも逃げ出せるし、あと、誰にも居所は言わない方がいい」


 ・・・忘れてた筈なのに書き始めたらスラスラ出てきちゃった、これは自分の発想ではないのは確か。わたしはこの先輩に相談した訳ではないが、施設全部育ちが誰かに仮に相談しようとすると、こんな風な使えない情報が多いのは確か。これではアドバイスにならない事は、今ではよく分かる。

 無知な者が何人集まっても

 最近、あるゲストの方から

 「私は施設を出た先輩との交流がレイさんたちを助けてくれるような気がするのですが、どうなのでしょうか・・・ 」

 と問われたが、この質問には改めて「否」と答えさせてもらうしかない。

 時々は施設育ちの中にも常識を持っている子はいたが、そのような子は施設利用者という意識を持っている出身者であり、施設を出た後、家庭から高校へ行ったりして、一般社会や家族の関係についてきちんと系統付けた考えを持っている。又そのような子は、施設の子との関係は持たず、自分の家族との関係を築いている。

 しかし物心付いたら施設にいた者は、寄る辺無き者であり、情報から隔絶されていた問題を克服しきれていない。それなのに後輩を見ると先輩づらをしたくなるようで、無責任なアドバイスをしてみたり、後輩が浮上できないほどの要らない変な情報を与えてしまうのだ。

 そして、これまた何の情報も与えられずに育ってきた後輩の施設出身者も、そんな先輩の情報が何の役にも立たない事を知らない。だからこそ、閉鎖された施設という世界だけで生きてはいけないのだと痛感している。

 

|  養護施設を出てからの問題 | 21時31分 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

ゆっくりと考えてくださいね

たまさん、こんにちは。

 たったの一ヶ月で、ここまで書けるなんて、それまでにたくさん考えてこられたんですね。

 いっぺんにたくさんのことを考えると、脳がoverheatしますし、取りこぼしもたくさん出てくると思います。

 STOPのスタッフは、Leiちゃんがサイトのメンテナンスを請け負うほど、信頼をしている人たちです。そうはいうものの、たまさんにとっては素性の知れない人たちですから、じっくりとサイトの姿勢を見極めてからでも遅くないと思います。

 日向ぼっこに書かれた内容といい、たまさんの受けてきた虐待は、本当にひどいものだと思います。ただ、あちらは、施設の子どもの絵の展覧会など、施設との協力体制を維持する必要から、施設内虐待の摘発や抗議には向かいづらい団体だと思います。

 片や、施設内虐待を許さない会は、STOPに好意的な養護施設でさえ、施設内虐待が発覚すれば容赦なくSTOPで問題にすると聞いていますから、施設との対決姿勢ははっきりしていますわ。ま、施設には好かれない団体でしょうね。

 いずれにせよ、過去ログを含め、ゆっくりお読みになって、ご自身で判断してくださいね。

 あたしが聞いているのは、津山二葉園の関東ローカルの放送をDVDにダビングし、岡山県の全県会議員、国会議員やその関係者に送ったということ。自民党王国であった岡山県で我が物顔であった施設関係者が、民主党の攻撃材料にされることを避けて、一審で勝っていたにもかかわらず、和解に応じたという噂を聞いています。あくまで、噂ですけど…

 恩寵園の時も、VHSにダビングして、千葉県の全政治家に送った話も聞いています。それが元で、恩寵園の虐待の摘発に自民党が動いたと聞いています。

 養護施設の虐待問題に関心のあるテレビ局のスタッフともつながりがあるようです。弁護士も、協力していると聞いています。

 テレビ取材も含め、施設の虐待を匿名で告発する方策もあるようです。長年、養護施設の虐待問題に取り組んでいる団体ですから、相談されるのは、決して無駄ではないと思いますわ。

 ゆっくりと考えてくださいね。

| Maria | 2009/09/30 01:57 | URL | ≫ EDIT

了解しました

 わかりました、たまさん。

 「自分の責任の範疇において、自分にできる事」 
これを基本に、今後の方向性を考えようと思ってます


 とても大事な事ですね。たまさんは、たまさんで、具体的に色々と動いた過去があるのだと、今回のレスで知りました。本当に大変な日々でしたね。

 このブログは確かに、色々な人が見ていますし、これ以上語るのは危険を伴いますね。この話は少し控えます。

 STOPは、もし何かどうしても懸念がある時の選択肢のうちの一つという事でお考えくださいね。今までご自分で動いてきたあなたには、現実が見えていますから、その点では冷静で安心できます。

 ただ、たまさん自身が長い時間、施設の虐待の事で戦い続けてきた事もわかりました。だから少し、心の整理も必要と思います。

 今は、ゆっくりとご自分の体験を語りやすい形で語ってくださいね。とりあえずリンク先は、参照という形でお読み下さいませ。

 あ、あと、わたし達の様に、ブログサービスを借りると、自分の情報を自分自身で管理出来ますから、良かったらご一考を。

 それでは、又、過去の整理を続けますね。それから紹介したメールはたまさんが必要と感じた時だけで良いですからね、ムリの無きように。コメント欄でもやりとりできますし。

 わたしの長い長いレスにお付き合いをどうもありがとう。。

| Lei | 2009/09/29 22:16 | URL | ≫ EDIT

教えてくれてありがとう

 たまさん、

朝、言われていた民事の件なのですが、結局証明が難しく
裁判は無理と判断されました。


 ああ、やっぱり・・・。削除前のレスで思わず書いてしまったけれど、考えてみれば、もし民事の方で戦えたとしたら、その事もおっしゃっているだろう、と考え直し、そっと?削除しました。
 
 STOP!施設内虐待のウェブ担として、岡山の二葉園の裁判を傍聴した際の事です。

 被害者の子ども時代の児童票を加害者側が、証拠の書類として、出してきました。

 「本児は普段から・・・云々」と読み上げられたのです。普通の家庭でもありがちな、児童の普段の小さなうそやごまかしを連ねて、職員が手を上げざるを得ない状況、あるいは指導の一環として、そのような処遇をせざるを得なかった・・・と。

 つたないけど、以下にリンクを貼っておきますね。番組の紹介なのですが、関連記事として傍聴した裁判の感想とか、のリンクの一覧をご紹介しているページです。

 ↓
 日本テレビ:特捜プロジェクトのご案内
 http://escapeorgoodfight.blog85.fc2.com/blog-entry-720.html

 わたしは、やはり施設は恐ろしい世界だと数回の傍聴で、本当に骨身に染みて感じていました。ボコボコにされてて病院に行っても、その病院も施設の息が掛かってたりしていました。

 #ちなみにこの裁判は現在「和解」の方向へ動いたと、支援会の方からはがきをいただきました・・・。  

 そして今、たまさんの体験を読み、その気持ちをさらに強くさせています。民事という言葉もその流れで出て来ましたが、怒りが強くなりすぎて、一瞬、こりゃ冷静にならねば・・・と考え直しました。

 ”施設内エリート”の存在が、確かに真実を捻じ曲げる働きをするのは、何となく理解できます。囚人の中にも看守に気に入られる囚人はいると、施設にいた頃思ってましたから。

 書いて下さって本当にありがとう。なんだか文字が止まらないですが、とりあえず朝なので止めますね。

 ただ、すごく気がかりなのは、たまさんの出た施設は今も職員からの暴力や虐待があるのかどうか、です。今、小さな子がかつてのたまさんのような目に遭ってないないだろうかと、心配しています。
 
 ともかく、何とか引き続き生き延びましょう。そしてわたしはあなたの、小さな後輩たちが安全である為に、何か、出来ないかと考えています。

 わたしは、わたしの生き方を神から問われているので、誰がより強く殴られたとか、誰が寄りマシだとかは、実はあまり意味がありません。

 わたしは、小さな子が今現在、どのような状況であるかが気になります。そしてそれは特に人の目が入りにくい、児童養護施設について、なのです。
 
 わたしは大人となりました、わたしにできることをしたいです。

 続き

 たまさん、一応、メールアドレスにリンクを貼っておきます。これはSTOP!施設内虐待のメンバーにメールが届きます。わたしもそのメンバーに入っております。ここではLeiという名前を押せばメールが届きます。

 エドワードさんにも話をしておきましたので、対応可能です。もしよろしかったらメールをしてみてくださいませね。
 
 

| Lei | 2009/09/29 07:20 | URL | ≫ EDIT

to たまさんへ

 たまさん、こんにちは。

 素直な言葉を書いて下さり、本当にありがとうございます。たまさんの言葉を読み、改めて自分の問題も考える事ができそうです。

 実は朝、即効で返事を書いたのだけど、何かまだ整理不足なので削除して、今新しく書き直しています。

 わたしはたまさんが「我が強い」と自らを発言している事に、たまさんが職員から何を言われて育ったのか見えた気がして、悔しくてなりませんでした。
 
 我というのは、子ども時代なのですからアイディンティを作る大事な時期です。当然、主張せねばならない事がある筈なのに、集団生活の世界ではそれが許されず、暴力を振るわれたのだと想像できます。

 わたしも実は、書類上はたまさんとほぼ同じ年齢から施設入所がスタートした筈なのですが、たまさんとわたしの違いは、施設入所前に、アイディンティを作る事がある程度出来たかどうかの違いとなって現れているように思います。
 
 わたしは一度目の施設入所前も、何処かの保育所のようなところで過ごし、家庭にいなかったようなのです。ですから集団の中で羊の群れの中の一頭として存在している事を深く考えずに生きてきたようです。

 わたしもたまさんのこの度の書き込みで、自分の問題も浮かび上がりそうです、まだうまく文章化できないのですが、わたしはこの世に生きている感じがありませんでした。

 たまさん、あなたの書き込みはとても貴重です。本当に感謝しています。たまさんを虐待した職員に今、怒りがとてもあります。

 これからも、生き延びましょうね。わたしも「施設時代のあの頃」について、もう少し、素直な気持ちで書いてみますね。返事にならない返事でごめんなさい。これからもよろしくお願いします。

 追記

 失礼な言い方になりますが、私は入所中、小さいときから施設に居る子が
本当に「うらやましかった」ですし、ある意味「妬ましかった」です。
それは、単純に私と違い、殴られる事がほとんどなかったから。


 わたしも過去に何度か記事にして来たのですが、わたしはよく、他の児童たち、施設職員からも「お前みたいな奴に虐待受けた子の気持ちが分かるか!」と、色々とバッシングされた事があり、わたしは誰にも何も迷惑を掛けていないのに、何故?と感じていたようです。
 
 たまさんの施設とは少し違うようですが、虐待を受けた子のケアが何よりもメインの施設の中にあって、わたしもわたしで、虐待を受けた人に比べたらわたしは何も悩みが無いのだから、虐待を受けた子や人の怒りを受ける事くらい、何でもない事だと思っていたようです。後で整理して又、記事に出来ればと思います。

 いづれにしても、少し言いにくい内面だと思うのに語ってくれてありがとうございました。

 わたしも整理をがんばろうと思います。

| Lei | 2009/09/28 13:33 | URL | ≫ EDIT

書いてくれてありがとう

 Leiちゃん、
書いてくれてありがとう。

 以前、Leiちゃんが「正社員より派遣かアルバイトの方がいい」「保険なんて無駄」みたいなことを立て板に水で言うのを聞いてびっくりしたの。
 あたしはショムニだから、企業の健康保険組合のほうが国保より手厚いのを知っているし、アルバイトより正社員のほうが身分が安定しているのを知っている。

 だから、Leiちゃんが何を根拠にこんなことを言うのか不思議だったの。で、今日電話で話しているときに思い出して、書いてとお願いしたの。

 最初、Leiちゃんは、よく憶えていないと言ったけど、あなたは自動書記状態になるから大丈夫と、書くのを勧めたの。

 それにしても、正しい知識もないのに、全部自分に都合良く解釈した間違った情報を、まことしやかに後輩に話す施設の先輩は困ったものだわ。
 あたしの施設でも、車で乗り付け、景気のいい話をする先輩はいた。でも、そのうちに来なくなる。

 今回の後輩の件も、「年金は払っただけ戻ってこないから損だ」といっていたけど、その割には、年金に見合った貯蓄をしているわけでもない。
 健康保険だって、「医者に行かないから無駄」といって払わない。

 やらないことを正当化する情報ばかり吹聴する。世間知らずの施設全部育ちは、それでなくても生きづらいのに、こんな間違った情報まで植え付けられたら、本当に転落していく。

| Maria | 2009/09/27 23:53 | URL | ≫ EDIT














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