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児童養護施設の中での感情表現について不必要な事と感じていたらしい

児童養護施設にいる間の問題

 喜怒哀楽
 
 わたしは施設にいる頃、喜怒哀楽は集団生活には不必要な自己主張なのだと感じていた。とにかく家庭から措置されて来た子ども達の表情の豊かさには驚きを覚えつつも、同時に、余計なエネルギーを使っているように見えてもいた。それと同時に彼らはいつも集団生活に波風立てているという風に感じていた。



 でも今のわたしは、過去の自分をどこか人間らしくないように思うようになってきた。人間はもう少し感情豊かな生き物だ。笑えば喜ぶ人がいて、泣けば心配する人がいて、怒れば対処してくれる人がいて・・・だからこそ、人は喜怒哀楽をコミュニケーションの手法として使ってきた。

 しかし施設の中では児童が喜怒哀楽を仮に示しても、興味を持つ大人は誰もいなかったので不必要な手法だと判断し、コミュニケーションの手法として利用せず生きてきたのだと思う。おかげでわたしは、他人をコントロールする事も覚える必要がなかった。

 でもそれが結果として集団の中での没個性人間として生きる事になったと思う。

 おそらくわたしは施設では問題児とされなかったが、もし、里親家庭へ引き取られていたら問題児とされ、表情の乏しい不気味な子という事で、未整理な親ならば、手を上げられたかもしれない。

 家庭の人はとにかく、夫など特にそうだが、共感とか共有とか感情表現とかに重きを置く。わたしがいくら言葉を駆使して説明をしても、それを重要視せず、ただ笑顔を求められたりすると、どうして良いのか分からなくなる。

 この間「おくりびと」を見てから感情表現は大事だと思うようになってきた。主人公が涙をポロポロ流すシーンを見て、生まれて初めて泣ける人に対する嫉妬心のようなものを感じた。

 今まで喜怒哀楽を不必要として生きて来ただけに、泣いている人をとても新鮮な気持ちで見る事ができたが、わたしがそのシーンを見ても泣けないのは、何処か欠けてるようにも感じた。

 わたしは施設で虐待を受けた記憶を持っていないが、客観的に見れば虐待に近いシーンはあるのかもしれない。しかしそれ以外の世界を知らないので、何とも言えないというのが本音だ。

 でも、物心ついた時から感情が薄っぺらなのは虐待のあるなしというよりも、施設では不必要な能力だったのだという事に気づき始め、施設で子ども時代の全てを育つ事自体を、社会的なネグレクトだと思うようになってきた。
 

|  養護施設にいる間の問題 | 01時11分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

おはようございます

 Tenkakaさん、おはようございます。

 相手が居ないとアウトプットできませんね。相手が居ればこその喜怒哀楽なのです。

 わたしは素直に育ちきった結果が単に無愛着であるにすぎません。でも、一生ひとりで生きて死ぬのならまだしも、家庭を作るのなら、この無愛着は治療せねばなりません。
  
 しかしこの国では、無愛着についての認識が無く、わたしがどういう状態なのか、説明できる文献はありません・・・。

 Tenkakaさんの里子さんが無表情ながらも「楽しかった」と言えたのは嬉しいです。その時に笑顔がリンクできると良いですね。
 
 でもそれについてはTenkakaさんが笑顔を見せる事によって、子どもはだんだんTPOを学んでいけると思います。

 

| Lei | 2009/10/01 07:41 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。

子どもを受託してから数ヵ月後の出来事を思い出しました。
まだ乳児院の記憶が残っていたから4ヶ月くらいたっていたかな?

動物園(かなり遠方だった)にパンダを見に行って小さい子の乗り物がたくさんある遊園地で遊んでから、さぁ帰ろうと車に乗り込んだ時
子どもが無表情なまま「きょう、たのしかった~」と言った。

長距離のドライブでお金も時間もたくさん使ったけれど
この一言ですべて吹っ飛んでしまい
「そう、良かった。また来ようね」と言いながら
私も夫もニコニコしていると子どもも笑顔になった。

そんな何気ないやり取りの積み重ねが喜怒哀楽を作るのでしょうね。

| tenkaka | 2009/09/30 12:50 | URL | ≫ EDIT














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