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親が育てられない事で本来なら関わらないで済んだ少年達と共に育てられ・・・

養護施設にいる間の問題

 静かに暮らしたいだけだった

 わたしにとって施設は保護先ではなかった、かといって(当初は違う印象で書いたが)収容所という感じでもなかった。気づいたらその世界しか知らないので、自分にとって施設で生活する事がどういう事なのか考えた事もなかった。職員は色んなタイプの人がいたように思うがすぐに居なくなるので、いちいち覚えていられなかった。


 ただ本当に避けても避けても避けようのないのが、虞犯行為を起したり、保護処分で施設に入ってきた上級生達だった。いくら静かに本を読んでいても、元々施設を引っ掻き回す事に何の躊躇もない児童なので暴力行為は当たり前だった。施設職員は人数が少ないので事態を把握してないし、虞犯少年達や被虐待児達は次々入所してくるので、逃げる事など出来なかった。

 もし家庭で育てば、本来なら関わらずに済んだ少年達と1つ屋根の下で寝起きを共にしたり、いわゆる同じ釜の飯を喰ったりしなくて良かった事を、大人になって始めて知り、自分が一体何に我慢して、何に耐えて来たんだろう?と気づいた。あまりに当たり前に受け取って来た環境が、過去の整理をすればするほど、世間から逸脱していたと感じている。
 
 わたしは静かに暮らしたいと思っていたが、到底静かに暮らす事など出来なかった。唯一学校だけが平和で安全で・・・とても眠くて、結果的に授業中、意識が飛び眠りこけていた。他のクラスメートからは「眠りの森の○○さん」とからかわれたが、それでも学校だけが安全だった。そしてやがて学校では苛められなくなった。そして眠れた、だから授業を受けるどころの話ではなかった。

 結果的に無法地帯な児童養護施設

 親が育てられない自分が、一部とはいえ虞犯少年のいる施設で一緒に育てられている事に気づいた今、戦々恐々なのも当然だと思った。わたしの過去探しの中で、性的な・・・少し変な記憶があるので当時の職員に言った。すると彼は「それはお前、上級性らが冗談でやったんだろう」という返事が返ってきた。

 それほど、施設が荒れていて職員も把握仕切れなかったという印象を今では持っている。・・・にしても、職員も職員で大人のくせに児童へ責任転嫁してる気もするが。そして職員も、上級性がやったのかな?と思いながらも冗談ですませている・・・。この話には嫌な気分だけど、施設での現実的な情報が沢山あった。

 小さな子が脅かされない環境

 わたしは今大人として、思考し始めている・・・。ネットで虐待を受けた子の傷や悲しみや怒りを知りえたのと同時に、誰も固有の相手の居ない自分の人生についても発信している。

 誰が軽いとか重いではないのに、施設にはあまりに多様な措置理由の子が寄せ集められていたので、それぞれの価値観や考えや問題が、ぐちゃぐちゃに未整理で未分化なのが問題だと思う。わたしが普段から、自分の問題と他人の問題を分けて考えるのは理由がある。そうしないと他人の問題が自分の問題になってしまい、情報の収集が付かないのだ。

 多種多様な子供達の集められている施設を夫は「臭いものにフタ」と言い放った。何でもかんでも問題がある環境の子や本人に問題のある場合もごっちゃに全て集められている。それぞれが大人になり発信を始めた時、当然ながら過去の対立点が明確化される。

 わたしは夫がサラリとそのような事を言った時に何か反論せねばと思った・・・でも不思議と出来なかった。夫が感じている事は彼自身にゆだねられている。これから先、施設がきちんとケア施設としてその目的を追求していかなくては、親が育てられない子への、被虐待児からのバッシングが止まらないように思う。
 
 

|  養護施設にいる間の問題 | 10時04分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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