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「サザエさん」は夫から見ても違和感だらけの不思議な家族のようです

養護施設にいる間の問題

 関連記事 家庭としての役割

 リアルな問題を排除した状態のサザエさん

 わたしはサザエさんを見ていても難解で感情移入できなかった。夫は「サザエさんよりちびまるこが良いんじゃない?」と教えてくれたけど、ちびまるこを見てもよく分からない。ちびまるこもサザエさんも初めて見た世界観なのだ。

 サザエさんの事を夫は「嫁姑などのドロドロを排除したらああなった」と言った。わたし個人は嫁としてお姑さんとドロドロになるほどの知識が働かないので、これはこれで何とかやっているが、サザエさんが若い母親のようにカツオやワカメとやりとりしている姿を、気付いたら保母としてはこの態度、どうなんだろう?って目で見てしまう。

 ある施設職員の方がブログを書いていて、

>園の子たちにとって「サザエさん」なんかはどう映っているのでしょうか。我々家庭で育った者たちにとっては「何気ない日常」に見えるような話でも、彼らにとっては「異次元の世界」なのかもしれません。



 と言っていた。

 わたし個人は大舎制の施設でサザエさんを見る事はなかったので、大人になってからの話になるが、いくら見てもわからない世界だった。なぜかと言うと、前提として「視聴者は各自の家庭をあらかじめ知っている事が条件」なので、その上での個性的な一家であるサザエさんは、わたしにとっては支離滅裂に見えた。

 この施設職員の方は、施設しか知らない子が社会に出てどうやって家庭的に生きていけるように施設の中で教えていくかを、これからの施設のあり方のひとつとして捉えておられるようだ。

 わたしとしては、この施設職員の方から見ても、家庭を全く知らない児童との会話に内心では驚いている様子が見える。彼にとっての当たり前は家庭で育ったからなのに、それを施設という場所で付加しようと考えている。家庭的処遇というものを大舎制の施設でどうやって伝えていこうかと考えておられるようで、そこに施設の存在価値の1つがあると・・・。

 多くの職員の方のブログが「家庭で傷ついた子」をテーマにしている中、この方は素朴に、目立たない施設長期入所児童に焦点をあてて記事を書いている。

 わたしはこのブログ記事に出てくる男の子と全く同じだと思った・・・というか、わたしはもしかしたら食事を作ってる人がどんな免許を持ってるかも知らなかった。この男の子の方がまだ少し頭がいい。わたしはあの頃ただ、厨房は入ったらぶん殴られる場所だとしか知らなかったので・・・。

 この職員の方はたぶんきっとすごく真面目。でも、施設では出来ない事があるのにそこを迂回した記事でもあると思う。彼らの職場なのだから、施設を無くせとは言えないし、同時に被虐待児の為に施設は存続する必要があるとされている。でも、それと同時に、家庭を全く知らない子供たちの為に、里親家庭へ委託しようという積極的な発想になっていないのは、相変わらずというべきか。

 家庭を知らない子の事を

> ではこれを世間知らずだと、彼のことを責められるでしょうか? 彼は「家庭」というのがどういうものか、全く知りません。



 と表現しているけど、まるで自分が出た施設の職員のとまどいのようで、少し懐かしい気持ちになった。この男の子は実家に帰省したこともないと書いてあった。

 でも、今回何故わたしの世間知らず記事が、一部の人からバッシングされるのか少し見えた気がする。そう、本人には全く責任の所在が無いにも関わらず「これを世間知らずだと、彼のことを責められるでしょうか?」と職員の方が書くように、わたしの記事も、施設でしか育っていない事を置き去りにして、その子を責めないであげてというフィーリングがきっと満載なのだ。そうすると被虐待児をテーマにしている人も怒りを覚えるのかも・・・。

 又、

>世間に出れば、「そんな当たり前のことも分からないのか」とバカにされてしまうでしょう。
そうならない為にも職員が教えていかなくてはならないのですが、全く体験が無いのでは、口頭で教えても理解できる訳がありません。



 まず、彼は施設職員として「口頭で教えても理解できる訳がありません」と、家庭で育っていればごく当たり前に身に付いてゆくような内容を、施設全部育ちゆえの世間知らずの責任の所在を児童そのものに押し付けているように見えた。彼は家庭育ち職員のフィルター越しにしかこの男の子を見ていない。
 
 わたしのブログにも、そのようなコメントする方がいるし、慣れているとはいえ、改めて他人の話を通す事でじっくり味わえた。

 これはわたし自身、自分が出た施設の職員を通して感じた事なので、本当によく分かる。

 親が育てられなかったこの子が里親家庭で育てられなかった為に世間知らずだったのは、この子のせいじゃありません。施設の中での家庭的なイベントはいりません。里親家庭へつなげて欲しい、生後すぐに。

|  養護施設にいる間の問題 | 14時23分 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

おしゅうさんへ

 こんにちは。

 最初色々返事したんですが、ちょっとまとまらないので短く一言だけ。これから少しずつ読ませていただきます。施設職員の方も色々悩んでおられるって事を、あなたの記事で初めて知る事ができました。

 今後も機会があれば、遠慮のないご意見いただければと思います。
 
 そうですね、遠慮のないという部分も、そしてわたし自身も、子どもが育つ環境という視点を常に持てるようにご意見できればと思いました。おしゅうさんも何かありましたら、お気楽にお返事を下さいませね。

 コメントを本当にありがとうございました。

| Lei | 2009/12/07 13:08 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。

コメントありがとうございました。
Leiさんの記事とブログ、読ませていただきました。

僕自身、日々悩んでいます。
家庭的な施設って何だろう…
施設で家庭的な関わりをするには…

でもLeiさんの記事の最後の言葉
「施設の中での家庭的なイベントはいりません。里親家庭へつなげて欲しい、生後すぐに」
というのが結論なんだと思います。

施設(特に大舎制)の職員は無理なことを、間違ったことを、真面目に一生懸命にやっているんだと思います。
別の言い方をすれば「無駄な努力」なのかもしれません。
施設のルールを守らせる「指導」も、「これって意味あるのかな?」と思ってしまい、「こんな仕事、何か意味あるのかな」なんて考えてしまう時もあります。

僕も里親制度には大変興味があり、里親ファミリーホームについて勉強中です。
どんな制度なのか、また僕のような経験もスキルも未熟な人間でもできるのか、ただ見切り発車して共倒れになってしまわないようにしたいと思っています。

少々話がそれてしまいましたが、今回大変考えさせられました。
今後も機会があれば、遠慮のないご意見いただければと思います。

| おしゅう | 2009/12/05 21:28 | URL | ≫ EDIT

はいはい

 カナンさん、こんにちは。

でも私はそこは克服しました。
失敗し勉強しました。


 だんだん分かって来たように思います。もちろん社会に出てから失敗し、一通り勝手に学ぶでしょうね、電車~ごはんの炊き方も、ゴミの出し方も。

 でもわたしは、その話を通して何を伝えたかったかというと、つまり「捨てられっぷり」だったんだと思います。わたしは18で電車の乗り方も食料の買い方も何も知らなかったのですが、もちろん痛い思いをして学びました。

 しかし今、毎日のようにソウルメイトから「あんたの捨てられっぷり」と言われ、「ぷり」の部分が納得できませんでした。

 だんだんカナンさんのような施設全部育ちと喋ってるうちに、わたしが言いたかったのは、そこまで、その年齢まで放置され、自分で学んだとしても自分に誰も居なかった事が分かっただけでしかなかったという心理に陥っていたのだと理解しました。

 施設全部育ちだって人知れず学習してるでしょう、しかし、学習すればするほど空っぽだった自分を自覚していくんだと思います。


| Lei | 2009/12/05 16:57 | URL | ≫ EDIT

自分で学ぶしか・・・

私の事を言ってるのは分かります。
でも私はそこは克服しました。
失敗し勉強しました。
まだわかりません。
電車乗り方分からない事は施設のせいか。
後で大人になって学べるものだし。
施設では全て教えられないのは常識ですし。
私はそんな風に書きました。
自分で学べない子はダメよねとか普通に
保母さんとかは言っていましたけど
情報のない場所でどうやって学べれば。
それは分かるんです。
でもLeiさんの無知ぶりは常識を超えてるし
正直に言いますと、施設の子がそんな目で
見られると嫌だなと思っていたのは事実です。
すいませんでした。

 

| カナン | 2009/12/05 15:36 | URL | ≫ EDIT














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