PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

施設全部育ちに必要な事は取り戻す作業よりも作り上げる作業だと思う

養護施設を出てからの問題

 公と私、児童子ども、その定義

 子どもの頃、施設児童集団の中では自分を殊更子どもとは感じられなかった。夫はそれについて「学校クラスメートに囲まれている時は児童(生徒)という感覚で(当時は意識してなかったが、改めて考えるとそうだと)、家に帰れば子どもに戻れた」と、その感覚の違いを語った事がある。

 「子どもに戻れた」という表現を聞いても当時は引っかかるものが無かったが、最近は「戻る」「取り戻す」「帰る」などと共に重要な表現と思えるようになった。

 それは家庭育ちの彼にとって学校は「公」であり、家は「私」なのだと解釈している彼なりの発言だろうと気づき、わたしも、そういえば小学校施設も何か心情の変わる様な切り替えを体験した事がないという方向へ、思考が誘われていった。


 何も思考してない状態の施設育ちにとっては、生活は常に児童たる「公」しかなくプライベートの「私」が無い事に対して違和感を感じる事が出来ない程、馴染んでいるものだった。

 最近話題になっている愛子さまの不登校も、彼女は公人なので、プライバシーが必要とか必要でないとか、その時点で分からなかった。#まあ、施設の子と内親王を一緒の括りにするなと怒られそうだけど。

 いつも施設には見た事もない見学者が突然やって来て、部屋を見て、メモを取り去っていく。部屋にいる児童は彼らが部屋を眺め回すのを邪魔してはならないし、明るい声で「いらっしゃいませ」と言わなくちゃならない。こういう役目をおうのは、どちらかというと長期入所児童の仕事になるが・・・。

 パーソナルエリアの思考

 施設育ちは距離間の取り方が苦手と思うようになってきた。無自覚に何処までも知らない人を侵入させてしまうし、どこまでも知らない人に侵入してしまう事は表裏一体の問題だが、知らない人という定義が施設には無いのだから、仕方ない側面もある。

 大人になり夫と自分探しの為、出身施設を訪問した時、部屋を見せる事に抵抗のない子ども達をの態度を、彼は後になって「部屋を見学なんかして、すごく申し訳なく感じた」と言った。

 わたしは少し困った、返事が見つからなかった。彼自身は、けして見知らぬ人に部屋を見学されるような立場の子どもじゃなかった事は、そのついでに散々説明してもらった。でも、わたしは「見学者に対して失礼な態度を取らないに気を配る児童の心理」に共感しているので、彼の主張する「パーソナルエリアへの侵入に伴なう」発言は遠すぎて、返事が浮かばなかった。
 
 子どもと感じる事と大人から守られる体験

 しかし夫という家庭育ちの人と話す事で、自分を子どもと感じる為には、周囲の固定された大人によって育つ事でしか、自分が相対的子どもだと感じることが困難だと感じさせられる事を知った。

 その、本当なら庇護され養育される立場の子どもが、養育すべき親から守られなかったり、育児放棄されたり(パチンコや夜遊びやもろもろ、子育てしない親)虐待されたりすれば、元子どもの怒りの矛先は、きちんと機能しえなかった親に対して怒りが向かうのは理解出来るようになってきた。

 しかし反対に、施設のように集団生活(のみ)で育ち、常に周囲に社会的にはお利口な公人のように生きてしまった事の問題に気づかない、元養護施設の児童らは、今も自分の問題が何かも知らずに消えていってしまうのだ。

 里親家庭も児童養護施設も社会的養護下の子ども達なのだ。それならわたしはそれなら、一度くらい家庭を体験したみたかったなあ・・・としか言えないけど。

 一度子どもの立場を体験する事も発達の一貫

 夫との会話ですべてが理解できたわけではないが、とことん親から守られみたかった。施設の子はいつも社会に対して立派な窓口たる自分であろうと、そんな努力を惜しまなかったように思う。

 子どもではなく児童であるという事、そして、児童から子どもへ戻る場所のない事、様々気持ちを巡らせるけれど、だから今乳児院のベビーベッドで、自立哺乳なんて言葉がある子たちには、精一杯精神的に里親さんと絆を作ってほしい。

|  養護施設を出てからの問題 | 11時49分 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

ソフィーさん、縁を大事に

 わたしの解釈が間違えてないなら・・・

でも施設が身に着き過ぎてて、治療よりも最後に帰る場所でいてくれる事になり、日本で施設を選びました。でも家庭も施設も両方体験して選んだから、文句は言えないと思うようになりました。

 乳児院から施設までの間、捨てられていたあなたは施設に馴染んで生きてしまい、その後、家庭へ引き取られても、治療を受けても癒されずにいたという事でしょうか。

 そして家庭に居場所を見つけられないまま、あなたは施設生活を選んで、ここまで来たと・・・?

 わたしは今、言葉が見つかりません。あなたは自分で施設を選んだと言いますが・・・乳児院ですべて育った子が選ぶなんて、そんなの、あなたに選択の責任はないと思います。

 縁をつないでいますか?できたら大事にして欲しいのですが・・・。

| Lei | 2010/03/17 07:45 | URL | ≫ EDIT

がんばってみます

 akariさん、

時間があるときでいいですから、季節里親と愛着について書いていただけませんか?

 季節里親・・・お盆の時やお正月に帰る場所のない子を預かって下さる里親さんの事かな。

 ちょっと里親さんにも聞いてみます。

| Lei | 2010/03/16 23:43 | URL | ≫ EDIT

癒されませんね

良いです、大した事言われた訳じゃないですし。でも施設が身に着き過ぎてて、治療よりも最後に帰る場所でいてくれる事になり、日本で施設を選びました。でも家庭も施設も両方体験して選んだから、文句は言えないと思うようになりました。教えてくれて感謝します。

| ソフィー | 2010/03/16 19:28 | URL | ≫ EDIT

見守っています

時間があるときでいいですから、季節里親と愛着について書いていただけませんか?

| akari | 2010/03/16 18:22 | URL |

ふさわしいキーワードがあるんですね

 serenさん、ありがとうございます。

 ふさわしい言葉は、現実的な関係性を反映してのものですね。

 先生と生徒、親子、医師と患者

 わかるような気がします。

 施設では現実的な関係性が指導員と児童なのに、そこをあえて、家庭的に、お兄さんといったりする事で、家庭を知らない子にとっては混乱の元だと知りました。

 わたしの人生は、定義の焼き直しだけで終わってしまいますね、これでは・・・。

| Lei | 2010/03/16 09:46 | URL | ≫ EDIT

対になるキーワード

 親に対しての、子ども
 先生に対しの、生徒
 師匠に対しての、弟子

 医師に対しての、患者
 弁護士に対しての、クライアント
 
 児童養護施設職員に対しての、児童
 児童養護施設入所児童としての、一般社会での立場
 
 家庭的雰囲気を持たせる為の呼称の問題は主に乳児院や児童養護施設でのみ起こりやすい理由を考える必要がある。

 元家庭を知る措置児童に家庭的雰囲気を味わってもらう為の心遣いである筈の、施設職員をお母さん、お父さんと呼ばせる施設がある場合、元家庭を全く知らない児童に対しては、かえって混乱を招く結果になる。

 流動的に入れ替わっていく存在をお母さんという捉え方が確定してしまうので、児童養護施設では言葉を厳密に扱う必要があると思うが、実際は、親を知らない子への配慮はない。

 児童養護施設職員に対して、家庭を知らない児童にどう呼ばせるのかも潜在的な問題だと思う。LeiさんやMariaさんやDCIさんが、多くの施設児童が迷いもしない事で迷う事で、低く扱われるのは残念でもあるが、それが居ない事にされている児童の施設での扱われ方の問題をすこしずつ浮き彫りにしているのではないかと思う。
 

 

| serendipity | 2010/03/16 07:42 | URL | ≫ EDIT

ソフィーさんへ

 コメントを消したのですね。わたしもあなたへのレスを消しました。少しキツイ言い方をしてしまい、申し訳ありませんでした。

 ただ、乳児院から施設までの孤独は癒される事が無いのだなぁと、あなたのコメントからうかがい知れました。その後、親戚に引き取られても治療を受けても、それまでの捨てられていた赤ちゃんの時代のあなたは、誰からも愛された事が無いのだと感じさせられました。

 出会えば出会ったで、今までの捨てられていた過去が強調されてしまうのだと思います。特に乳幼児時代、乳児院・施設にいた事を、癒されずにいる事、そこへ立ち向かうのが怖いような気がします。(わたしは乳児院にいた事はありませんが)

 ソフィーさん、ごめんなさい、このブログは乳児院の事をも問題にしているのに、乳児院で育ったあなたの言葉をうまく解釈できなくて、うまく返事を返せなくて・・・。

 ひとりごとなので、無理に返事をしないでサッとお読み下さい。
 

| Lei | 2010/03/16 06:26 | URL | ≫ EDIT

ごめん

 電源切ってない。
 でも通じなかったから、ごめん。
 コメント欄使わないようにしてよぅ。

| Lei | 2010/03/15 14:32 | URL | ≫ EDIT

電話つながらない

| maria | 2010/03/15 12:49 | URL | ≫ EDIT














http://escapeorgoodfight.blog85.fc2.com/tb.php/1154-53381566

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。