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被虐待児の施設内での表現を、規制が無い状態で見せ続けられてきた結果、思う事

メンタル整理

 関連記事 子どもが性的対象になるコミックなどを子どもの目に触れさせない条例について賛成


 規制しない(できない)大人

 #この記事は、”本来なら必要でない情報を規制しない事=事実上責任とる人がいなかった”という観点で、自己整理しています。


 施設では職員の手も回らなくて、被虐待児のお砂場と化している状態を放置するしかない状態だったと思う。


 でも、何故被措置児童たちは、親が育てられないという理由で軽んじられてきたんだろうという思いが、今は思考に居座り渦巻いている。

 乳幼児時代から繰り上がってきた親が育てられない子たちは、本来なら対象者が誰もいないままなら、被虐待を知らずにすんだのだ。ただ無愛着なだけで・・・。

 施設に入って来た家庭での傷を持つ被虐待児の表現を、一切の規制がない状態で見せ続けられ、時には、共感を求められた子達は、その時より無愛着+別の世界観が加えられてしまう。

 おかげで親がない為施設で生き延びた子達は、骨の髄まで被虐待児たちの体験をトレース出来るまでになったと思うが、本当はただ親が育てられない児童には、被虐待児の問題を全くの野放し(規制なき)状態で、受身の立場で思い知る必要は無かった。

 施設は表現の為の大きなお砂場

 だが親のない子たちは、本来なら知らずにいい事を知ってしまったのだと思う。時に力づくで、時に、精神的に・・・共感を求める被虐待児の表現が止まらない施設は、大きなお砂場で、大きなRPG(ロールプレイングゲーム)の場所だとわたしは感じていた。

 施設には彼らが持ち込んだマンガが屋上や、裏の土手に散らばっていた。わたしはそれらを掃除のさいに何度も、気持ち悪くてゴミ置き場に捨てた覚えがある。

 職員も影響を受ける子どもの吐き出し

 「彼ら(家庭で虐待を受けた子たち)は傷ついている、わかるか?彼らは傷ついている。お前に彼らの傷が分かるのか??」とわたしは何度も言われた記憶がある。何の事を言ってるのか、誰が言ってるのか定かじゃないが・・・。

 傷ついている家庭の子に同化している彼ら職員も子どもの傷に影響を受けまくり、もはや大人ではなかった。

 泣いておかしくなり消えていった保母や、何か突然いなくなる指導員や、学園の子と夫婦になる職員、施設内ではカップルが何組かいた。それ程施設という現場はシビアな環境だった。大人は逃げる事が出来るが、子どもは逃げても連れ戻される。

 知らない方が良かった情報

 おかげで知らなくていいものを知らされたが、知らされてしまった事の責任を誰も取らない。ならば、せめて、被虐待児と親が育てられない子を同じ場所で育てないでほしいとさえ思った。

 今回のコミックの規制についても、ようやく大人が動き始めたと感じた。

 これは非現実で、マンガなのだから、実際に存在しない子どもが主人公で、現実の子ではないのだから、虐待にあたらないと思う方もいるようだが、そのようなマンガに共通なのは、全ての環境下に於ける力の強い者から力の弱い(立場含め)者への一方的な暴力行為のシーンが描かれている事でもって、十分、被害的立場の子どもの姿が浮かび上がる。

 これらを読むとコミックの登場人物は非現実とは言い切れないと自分は感じるのだ。学校や孤児院や家庭や、ありとあらゆる場所での「立場の弱い子ども達」がターゲット指定されている以上、そのような立場の子が性的に扱われるシーンがくりかえし描かれている事で、だんだん読む方も、その世界観を異質な価値観の世界と思えなくなり、だんんだん馴染んでしまうのではないかと感じている。

 わたしは規制は、割れた窓を修繕する事に等しいと思う・・・。
 
 だからこそ「同じような立場にある児童」を心配してPTAの父母が都に陳情するのは理解できる。誰からも守られた事がないからこそ、よく分かる場合があると今回はつくづく思った。
 
 今は、一般の家庭でごく普通に育つ為に、明らかに不必要な情報については仕分けが必要(フィルタリング)なのだと思っている。子どもは育っている環境を自ら選べない状況であるなら、たとえば、わたしが育った施設の職員達のように、性的な情報についてマヒしている大人もいるのだから、行政がこの問題で立ち上がってくれた事は、一般の父母たちを大きく後押しするものだと思った。

 そういう立場でわたしは、自分の体験も織り交ぜながら、今は大人としての整理作業をしているつもり。
 

| ├ メンタル整理 | 06時31分 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

気分を悪くしてしまったようですね。
Leiさんが惑われるようなら消してしまってください。

ただ以前から言っているように、私はLeiさんからそういうお話が聞けること、大変貴重に思っているのです。

それではお二人とも良いお年を。

| 福来 | 2010/12/24 21:46 | URL |

内閣府の「有害情報に関する特別世論調査(平成19年 9月)」

 内閣府の「有害情報に関する特別世論調査(平成19年9月)」によると、規制すべきと思っている人は、「すべき」「どちらかといえば」合わせて86.5%なのね。かなり安心したわ。

http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/tindex-h19.html

7 実在しない子どもの性行為等を描いた漫画や絵の規制について
・対象とすべきである 58.9%
・どちらかといえば対象とすべきである 27.6%
・どちらかといえば対象とすべきでない 6.6%
・対象とすべきでない 2.5%
・わからない 4.5%

| Maria | 2010/12/24 19:47 | URL | ≫ EDIT

ポルノ・買春問題研究会(APP研)

この本のことを調べていたら、ポルノ・買春問題研究会(APP研)にたどり着いたわ。とても勉強になるわ。

 たとえば、東京都青少年健全育成条例改正案に詳しい都の職員の方からの話を紹介している。
 「東京都の方針は、あくまでも発行者および販売者の自主規制を基本とする立場であり、その自主規制から漏れてしまった悪質なものを個別に指定している。件数は月に3~4冊程度であり、その対象の多くは現在でも漫画である。今回の改正案に関して、あたかもはじめて漫画が規制されるという誤解が広まっているが、そうではない。」

 このサイト、ほんとに勉強になるわ。ただ、問題を詳しく知ることで、ちょっと気持ち悪くなるところもあるのだけど…

http://www.app-jp.org/
APPについて
 “ポルノや売買春は、本人たちが自分の意思でやっているのだからとくに問題はない”という意見があります。この考えは「性的リベラリズム」と呼ばれ、性的に解放された・先進的なというイメージをもってメディアで広く喧伝されてきました。
 しかし、当事者たちに「自己責任」を要求するその論調の陰で、多くの女性や子どもたち、時には男性ですらも、ポルノや売買春によって心身に深い傷を負いながら、その被害を訴えることができずにいます。
 ポルノ・買春問題研究会(APP研)は、女性の人権・性的自由・性的平等を擁護するフェミニズムの見地から、ポルノ・買春問題をはじめ、セクシュアリティをめぐるさまざまな問題を研究することを目的として、複数の研究者および運動家によって1999年12月に結成されました。

| Maria | 2010/12/24 19:23 | URL | ≫ EDIT

Books 証言・現代の性暴力とポルノ被害

Lei ちゃん、こんな本を見つけたわ。さっそく注文した。
読んだら貸すわね。

http://www.tcsw.tvac.or.jp/php/TBookSyousai.php?key=400039
証言・現代の性暴力とポルノ被害
~研究と福祉の現場から~

定価(税込み) 2,000円
発行日 2010.11.25
サイズ及びページ数 A5判 290頁
ISBNコード 978-4-86353-067-6

◆概要◆
  今、わが国では、子どもや女性への虐待や暴力が増加してきています。都内の社会福祉施設の利用者にも虐待や暴力の被害を受けた方々が増えています。そしてその背景にはポルノ被害があるということが明らかになってきています。本書では、性暴力とポルノ被害について、最先端の研究実践に福祉現場からの証言を加えて分析し、今後の被害防止と被害者支援の取組みの必要性について、鋭く提起しています。

| Maria | 2010/12/24 18:28 | URL | ≫ EDIT

 福来さん、あたしたちは子供を性的に扱うコミックに誰でもアクセスできる事にNOと言っています。チャイルドポルノコミックをOKと言ってる人たちが、オレンジリボンや施設内虐待防止に賛同しても、なんだかうそ臭いと思います。

 問題は、この社会が子供を性的対象とするする事を認めるかどうかだと思います。チャイルドポルノビデオは、児童ポルノ禁止法で完全に否定されました。あとは、チャイルドポルノコミックをあたしたち大人が、大人の責任としてどう扱うかだと思います。

 そして都議会は、選良としての責任を果たしたと思っています。

| Maria | 2010/12/24 15:01 | URL | ≫ EDIT

なるほど~

お久しぶりですLeiさん。

条例の目的は「見たくない人の権利をどのように守るか」という条例でした。しかしそのことについて一切議論がされず、問題が複雑化してしまいました。私はこの条例の成立に今でも反対していますが、Leiさんの体験も非常に大事な問題だと思いました。

監督責任のない場所があり、そこで児童が受ける強制的な性的人権侵害が頻繁に発生することは重大な問題です。普通の家庭では機能するはずの「買わない責任・見ない権利・大人が監督する責任」が機能しない場所がある。私はLeiさんが問題にしてらっしゃるのは人権侵害が簡単に起きる場所がある、という事だと思いました。これほど法律、条例があることが虚しくなる無法地帯があることは非常に問題です。

私は漫画の性表現、販売方法すべてを肯定しているわけではありません。でも私はこの条例には反対です。そしてそれをLeiさんが知っていて、それでもなお辛い体験を書き伝えて下さったことに感謝します。そういった体験を私はもっともっと、聞きたいのです。

この条例は誤解を生みます。この問題に反対された方の中にはチャイルドラインの設立に大きく関わった保坂のぶと元都議もいます。この方は条例を反対・賛成するすべての都議の中で、多分一番日本の児童養護施設の現状をご存じの、非常に児童の人権に対し熱心な方です。子どもの権利条約を日本でも実現しようとしてくれている福士敬子都議など、子どもの権利について昔から訴え続けてくれていた議員さんも反対しています。なぜなんだろう?と思っていただけたらちょっと幸せです。

この条例の問題で私のブログを訪れてくれた方の中には、私のブログを読み施設の問題に関心を抱いてくれた男性がいて、その方は議員さんに「施設の子ども達にも子ども手当をあげてください」と陳情にいって下さいました。家庭の問題から私のブログに来て下さった方より、表現の自由から興味を持って下さった方の方が、虐待や施設の問題に対する興味が高い傾向があります。

多分これは問題を理解できない方からすると、非常に一貫性のない混乱を招く思想ではないかと思いますが、表現の自由とは突き詰めていくと必ず「マイノリティの人権をどう守るか」に行き着くのです。マイノリティの権利を主張するなら他人の権利をどう尊重するのかという問題に必ず行き着きます。その為一般の方より人権侵害に対するアンテナが高いのだと思われます。マイノリティ同士の差別心、優越感、不幸の比べあいから脱出するために「お互いの権利を尊重する」という思想になっていくので、漫画好きが児童の権利を大事に思うことになんら矛盾はないのです。

私はこの問題でLeiさんが感じ問いかけられているとは、表現の規範というよりは「簡単に児童が人権侵害を受け、法律が通用しない場所がある」ということだと感じました。そしてそれを受け家庭と施設では問題が違う、混ぜるべきではないとも。それは嫌悪感と法律を混ぜるべきではない、にも通じます。これからもLeiさんの体験を発していただくことは重要なことだと感じています。

私の主張を知りつつも、この問題を取り上げて下さり、また施設の問題を提起して下さったことに感謝いたします。私はこの問題を、児童の人権がもっともっと啓蒙され、マイノリティが権利を主張する鍵になると思っています。

それではこれからもよろしくお願いします。

| 福来 | 2010/12/24 10:08 | URL | ≫ EDIT














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