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善意で人は救えるか?「タイガーマスク運動」本当の効果を検証する
ダイヤモンドオンライン1月25日(火)9時15分
年初から大きな話題になった「タイガーマスク運動」。今回は、この「事件」を総括する。
マスメディアで大きく取り上げられたのでご存じだと思うが、簡単にこの現象をまとめておこう。まず、昨年の12月24日夜から25日早朝にかけて、群馬県の児童養護施設にタイガーマスクの本名「伊達直人」を名乗る人物から、10個のランドセルが贈られる。これが報道されると、全国各地で「伊達直人」が出現。数多くの児童養護施設に、ランドセル、米、サッカーボール、文房具、現金、図書館などさまざまなプレゼントが贈られた。東京都清瀬市の施設には、金の延べ棒まで届けられた。これらのプレゼントは全国で1000件を超えたという。
降って湧いたような寄付ブームではあるが、予兆はあった。昨年10月、「タイガーマスク」の完全復刻版が増刷となり、子ども時代に親しんだオヤジ世代の間でちょとした話題になっていた。大人買いして読み直した人も多いだろう。その中で、原作者の梶原一騎氏自身が「孤児院」出身であることから、「タイガーマスクと児童養護施設支援を結びつけた活動ができるとおもしろいよね」という会話が、社会貢献に関心のある人たちの間で交わされていた。それが現実になったのだ。
だから最初にランドセルをプレゼントした「初代?」タイガーマスクは、絶対にタイガーマスク復刻版を読んでインスパイアされたのだと、筆者の仲間内では確定されている。
ところで、今回のタイガーマスク運動、単に「いい話」だけでは終わっていない。実は、児童養護施設では新入学児童のランドセル購入には予算が出ていることもあり、他にも施設側からすれば「もらっても、あまりうれしくない。役に立たない」プレゼントもあり、「善意はうれしいが、施設や子どもたちの事情を理解してプレゼントしてほしい」旨のアナウンスが施設側からも発信されている。
これに対して、「善意の人を傷つける発言」「あつかましい発言だ」という批判も出ている。つまり、寄付のあり方を巡って議論が巻き起こっている。これは、日本の寄付文化を発展させるためには、非常に良いことだと思う。議論がなければ、正しい理解も、多くの人の関心も得られないからだ。
児童養護施設の子どもたち支援を行っているNPO法人「ブリッジフォースマイル」の理事長・林恵子氏は、「今回のタイガーマスク現象のおかげで実際に寄付が増えました。また、ボランティア説明会への参加申し込みも増えています。関心を持つ人が確実に増えています」と語る。そのうえで、「一般の人たちが考えている児童養護施設のイメージと実際の現場は違う。そのことを理解した上で支援してほしい」と言う。
たとえば、施設にいる子どもたちのほとんどは「親がいない子ども」ではない。大半が虐待や育児放棄によって保護された子どもたちだ。このことは、タイガーマスク現象の報道によって、ようやく社会に理解され始めた事情だろう。ちなみに、保護される子どもたちの在所期間は平均4.6年。つまり、ある程度施設で保護された後、親元に戻される子どもたちが多いということだ。
実は、児童養護施設では新入学児童のランドセル購入には予算が出ていることもあり、他にも施設側からすれば「もらっても、あまりうれしくない。役に立たない」プレゼントもあり、「善意はうれしいが、施設や子どもたちの事情を理解してプレゼントしてほしい」旨のアナウンスが施設側からも発信されている。
| 気になる記事のCLIP11 | 04時33分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
はやくこの騒ぎが終わってほしいです。
あたしが学習ボラで行っている子は、学校で「ちびっこハウスの子だ」「お前のとところにもタイガーマスク来たか?」「なにをもらった」と言われるのがとても嫌だと言っています。「そっとしてほしい」と言ってます。
マスコミが騒ぎすぎです。そして、それに便乗した人たちも…
学ボラ担当職員に聞くと、衣食住も含めかなり保障されています。東京の施設では、昔のように古着を着ることはないと聞いています。被服費の範囲で好きなデザインのものを買っているし、文具だって一括購入ではなく、学用品費の範囲で好きなものを買っています。
ランドセルも、「天使の羽根」のような高級品ではないけど、それなりのものを買ってもらっています。昔の施設と全然違います。
中学生には塾のお金が出るようになりましたが、小学生や高校生にも出してほしいです。普通の制度として。学ボラでは限界のある子もいるし…
あと、母子家庭の子から「施設はいいよな」といわれるのがつらいとのこと。施設の子のほうが、文具や食などいい暮らしをしているとチクリと言われるようです。
いま、一番の貧困層は、施設にいる子よりも、母子家庭の子たちです。貧困家庭へのさまざまな就学援助がありますが、その案内が学校を通して配られるので、子どもたちの目にも貧困の問題が浮かび上がるようです。
教えている子も、母親が退院すれば施設を出て、いわゆる母子家庭の子になります。「退所した子とは関わらない」のが学ボラの条件にありますので、つながりが切れてしまいます。
施設の子だけでなく、全ての貧困層の子どもたちへの支援が制度としてできてほしいです。そして、公的支援が足りなければ、その支援機関への寄付があればいいと思います。
Leiちゃん、なんだか疲れたね。
| Maria | 2011/01/30 01:25 | URL | ≫ EDIT
顔をさらして感謝の言葉
送る方は顔隠して送りつけてるランドセルも、一部の施設の子は顔を晒して「ありがとう」と言わされてるよMaria
わたしは生理的にこの騒ぎが嫌で嫌でしょうがなかった。でも、顔を晒されてしまっている児童たちの映像は残り続けるんでしょう?
にチャンネル(嫌な掲示板なのでこういう表記で許して)コピペブログでは、どんどんコピペされて、かわいそう扱いになってる。もうテレビに出ちゃってるからUPしてもかまわないという姿勢。
マスコミの毒を感じている昨今・・・。何かを鎮める為に不幸なかわいそうな子ども達としてターゲットにされた施設の子という感じがする。
親のない子なら、一般家庭の問題に当てはまらないから、何か心が納得いくんじゃないかと思った、夫と話していても感じた。夫は良い人で、偽善は出来ないタイプで、偏見意識の教育をされてなくて、隠し方をあまり知らない人なので、「今、みんな苦しい時にもっと可哀想な子を見る事で穏やかになる、反対に、困窮してない施設の子を見るとムカついてくるんじゃない?」と言っていた。
・・・STOPに、その記事を載せようと思ったけれど同時に顔をそこで晒す事にしてしまうので、かといって、問題提起しづらいし、わたしはその顔を晒したマスコミに文句を言いたいので、どこの局か分かればいい。
ただ・・・精神的にいっぱいいっぱいな感じなのですが。いまだに施設の子は、世間のガス抜きに使われてる気がする、押し付けてくる善意もその中の一つだと感じてる。
| Lei | 2011/02/09 06:17 | URL | ≫ EDIT