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養護施設出身者にとっての貧困

CLIP2007・TBブログ

 もやいHP



広がる若者世代の貧困 「一回転ぶとドン底まで行く」
――NPOもやい事務局長・湯浅誠氏インタビュー(上)


記事全文

記事一部引用

――若くして貧困に苦しんで相談に来る人は、家族の支えはないのでしょうか。

ほぼ例外なく家族と断絶しています。どういう原因がなのか聞くのはあまりにデリケートなので、信頼関係上、最初はあまり聞かないようにしています。

 ただ、ぼつぼつ関係ができてきてから聞いてみると、ほぼ例外なく家族との関係が切れている。

 若い人の場合、もともと養護施設出身の人、ご両親が離婚している人、DV(家庭内暴力)の被害に遭った人、いろんな人がいます。何らかの形で家族に頼れない事情があると例がほとんどですね。親と同居しているフリーターは、仕事は不安定だけど、家族の支えがあれば、そのまま生活の不安定さには直結しないわけです。でも、そこでサポートしてくれる家族の関係がないと、仕事の不安定さがそのまま生活の不安定さに直結してしまう。それを私は「溜め」がないといってますけど、そういった「溜め」が失われてしまっている人が多いです。

「意欲の貧困」が起きている

――クッションがないということですね。でも家族のサポート、つまり「溜め」がない場合、困窮する人たちはどうやって自立していくのでしょうか?

「溜め」を増やしていくしかないですよね。貯金といった金銭関係、家族・友人、精神的には「自信」とかですよね。

先ほどお話しましたが、31歳で実家で飢えていた男性は、最初に来た時、「30歳になって恥ずかしい、もう生きて行けない」と言ったんです。「意欲の貧困」というか、すでに精神的に「溜め」がなくなっているんですね。生活の基盤ができた、友達ができた。そういうことがあって元気になれたんだと思います。

あと、生活保障や居場所、そういったものがセットで提供されることが非常に重要なんですね。僕は「再チャレンジ」はうまく行かないと言っているんですけど、「再チャレンジ」というのは一言で言えば、「労働市場で働け」ということですよね。条件が過酷ですから、その日の暮らしに追われて、「溜め」ができないわけです。もっと働いたところで、脱出できるわけでもない。どうやったら、その人の「溜め」を増やしていけるのかを真剣に考えなければならないと思います。

福祉事務所に行って生活保護を受けようとしても「お前まだ働けるでしょ」と言われて追い返される。

もう、それから後は、つるつるの坂道みたいなもので、何の歯止めがない社会なんですね。一回転んだらさーっとどん底まで行っちゃう。世の中では、「楽して生きたいから生活保護を受ける」みたいに考えられているけど、本当は本人だって生活保護なんて受けたくないんですよ。でもそれ以外、他に生きる方法がない。だから、労働や社会保障を含めたセーフティネットをもう一度張りなおさなければいけないのです。


坂道を転がり落ちる事

  さて。

 養護施設では来るべき自立の為に社会生活を実践的に覚える機会をもてなかった。一日の家庭生活をトータルに体験した事はなく、料理も三度三度出てくるので、食料を買いに行った事さえなかった。生活力が全く身に付かないまま、とくに親から捨てられた子は1人で社会生活をしていかなくてはならない。

 そういう社会生活に無知な上に、人間関係でも失敗しやすく職も安定しない。所謂3K職場で働くという事は肉体が資本。しかし体を壊したら、この親記事でいうところの「溜め」がない事により、一気に坂道を転げ落ちてゆく。

 職場を失うという事は住みかを失う事にもなる。施設育ちは就職の際、寮がある会社、住み込みのできる職場を選ぶので、仕事を失ったとたんに全てを失う。
 
 わたしも何度も転職したので、その苦労はよくわかっている。

 相談相手がいないという事は自分で選んだ事じゃない。家族がいない事は自分で選んだ事じゃない。もともと養護施設では相談する事を学んでこなかったし、絆が全くないので全て一人で負わなくてはならない。その上、無い知恵でその場その場を凌いできても、的確な大人の知恵に頼ることができない、子どもの浅知恵なので、うまくいくわけがない。

 このもやいの代表の方の言葉は一つ一つ重いと感じる。支援の現実の中で養護施設の子らとも関わってきたのだろう。もやいと繋ぎとめる意を含んだ名称に大事なものが感じられる。わたしもタイトロープだ。もし離婚をしたら住むところも結婚により作られた絆も一度に失う。だから、繋ぐ事を努力している。努力していきたい。生き延びた養護施設出身者の1人としてこれからも生き延び、発信を続けていきたい。

#わたしのブログは養護施設出身者が当事者視点で書くブログなので、どうしても出身者の主観で書かせていただく事になりますが、家庭の人の話と比較してどちらがひどいという話をするつもりは一切ありません。
 
#marcoさん記事をご紹介ありがとうございます。相手記事にトラバしてきました。
 

| └ CLIP2007・TBブログ | 16時03分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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