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1人の子どもに1人の大人がいる事に驚く施設育ちの会話

にゃんこたちの家族

Soul-Family-project・別館

今日は絆作り別館の話

 Wolfは何度も電話してきて「子ども1人の為に親がこんなに必死になって色々な事をしてるのが不思議で仕方ない」と言いながら自分の子どもの競技大会の為に朝からつきあっている。

 自分でも親だから子どもに付き合って当然と思う反面、大人を独占して大人を朝から付き合わせている子どもが大量にひしめき合っている状態に、ただひたすらに驚いている。競技大会の合間に電話をしてきて、子ども1人に大人が多くて4人は付き合う事の凄さを驚きながら伝えてくる。

 それを聞きながらわたしも彼の驚きが伝染したらしく「子どもが大人を動かすなんてすごい、軍隊を動かす事と同じくらい凄い」と言った。

 わたしは大人が子どもの為に動くという事が、頭の中でうまく整理できない。児童養護施設で1人の子どもの為に大人が朝から夕方まで付き合う、大人を独占するという事は非常に特別な事であり、どうしても拒否感や混乱した意識が生じてしまう。

 その「感じ方」の為に、世間では普通と捉えられている親の行動を情報整理処理できず、何かおかしい、変だと捉えてしまう。#又このような表現をすると不快に思う方がおられるかもしれないけれど、整理の為に表現させてもらいたい。

 たかが子ども1人の為に大人がどうしてここまで動くんだろう。
 この騒ぎはいったい何なの?


 これはわたしの中でどうしても超えられずにいる考え方の壁で、この考え方が定着している為に、大勢の子どもの中に特別な子どもがいてはいけないという発想に繋がってしまう事を自覚した。でも、どうしても、大人を動かす事ができる子どもがこんなに沢山いるという事に驚きが止まらない。

 養護施設のマラソン大会を考えれば、500人の子どもが走っても大人はその一割くらいしかいない。それなのに家庭の子ども達の大会では、500人の子どもに最低でも1人の大人が付きっ切りで参加し、総勢1,000人規模になる。大勢の大人が子どもの為に奔走している。すごすぎる。

「軍隊を動かすに等しい大人を動かす子どもという印象ね」と再び彼に言った。すると彼は「昔、そういう友だちが居た話を聞かせてくれたよ」と切り出された。

 Wolfによると5年くらい前の事らしいけれど、わたしが働いていた会社に研修生がいた。海外の子女を研修させる制度を利用したものだけど、わたしは彼に仕事などを教える立場なので、自然に色々と話すようになった。片言の英語と日本語と彼の母国語が交じり合った会話だった。その彼が国に帰る事になったので、その前に家に招待して日本の料理をふるまった。

 彼と話をしている中で「わたしはあなたの国の遺跡に行ってみたい」と言った。

 すると彼は「私の父が軍の司令官なので、遺跡巡りをするなら軍隊が守りますよ」と平然と答えた。普通は民間のガイドがつくらしい。または兵隊崩れの人や退役した人がその仕事に就き、現役の兵隊は就かないらしい。

 わたしは子どもの為に大人が動くなんて信じられず、あまり本気にしていなかった。そしてその頃、Wolfにその話をしていたらしい。でもすっかり忘れてしまっていた。

 あれから5年ぐらい経ち、

 「こんなに子どもの為に大人が奔走するのだから、もしかしたら息子の友人の為に兵隊をガードにする事もあり得るかもしれないね」という整理に繋がった。

 わたしは、大勢の施設へ捨てられた子ども達ばかりがひしめき合っている養護施設で集団養育されたので、子どもが特別な存在であると考えた事がない。また、考えるだけの精神的土壌が備わっていない。

 たかが子どもの為に大人が動くと考えている限り、子どもを1人の子どもとしてみる事が難しい。それでもその中で混乱しながらも子育てしているWolfの事を本当にスゴイと思った。まだ整理がうまくできないけど、混乱も書いておこう。

|  Soul-Family-projct・別館 | 18時45分 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

機能不全じゃない状態というものを


 Kasumiさん、書いてくれてありがとう。うまく答えられないくらいに驚いている。何でわたし達は子どもでいた事がなかったのかと考えはじめたら親を出来ないのですね。

 辛いですね。でも考えていきたい、わたしは子どもが居ないから踏み込んだ具体的な話を語れないけれど、それでも色んな事を聞いて知って、感じていければと思います。

 

| レイ | 2007/07/31 13:29 | URL | ≫ EDIT

その違和感は・・・。

運動会、学芸会、中体連、文化祭様々なところで、「へえ・・・親ってすごい」と思わされます。

友人やじじ、ババ総出で応援してたり・・・。

クラクラ~~~します。

目が点になったままその場にいて、「かあさん・・・」と声を掛けられたら我に戻り、kasumi家になるんですね。
運動会の応援が嫌いだったのは、こう言うわけなんだ。(ひとりで納得)

書いてくれてありがとう。

| kasumi | 2007/07/31 09:43 | URL | ≫ EDIT

もう、わたしの理解のキャパを超えてる


 Maria・・・

 学校イベントに親が来る生活なんて想像もつかない。もうなんか、処理能力を超えている気がする。親子教室??ああ、言葉はどこかで聞いた事もあるような気がするけど。

 このレス、意味なしでごめんね。 

| レイ@学校イベントに親が来るなんてね | 2007/07/31 07:18 | URL | ≫ EDIT

大変整理が難しいです


 Wolfさん、体験記の親記事の時、やり取りを思い出しながら書くので呼びつけになっていますが、ご容赦下さい。親記事以外のコメントのやり取りではWolfさんと呼ばせていただきます。

 確かに言われなければ分かりませんでした。何を驚き、何を不思議に思うのか、どんな心の癖があるのか、自然に浮かぶ心情と目の前の現実の間にある空気の違い。

 家庭で育てられるという事は、子どもがとことん子どもとして子ども時代を過ごすという事に感じられます。養護施設の集団の中にいると、何が子どもなのかも分からないまま成長する。

 たった一人の大事な命とか、命は大事だとか言葉だけをもて遊ぶような感のある施設での生活が薄っぺらに感じて困ります。

  


 

| レイ@課題ですね | 2007/07/31 07:12 | URL | ≫ EDIT

大人と子どものペアに慣れない

Wolfさん、

子どもの夏休みの大会へのおつきあい、お疲れ様。

 あたしも、地域のお祭りに参加すると、子ども御輿を取り囲む、カメラをかかえた大人に集団にびっくりするわ。

 夏のプールは、子ども(特に幼児や小学生低学年)の側には、必ずといっていい程大人がついているの。マンツーマンで水泳でも教えているのかしらと思うほど、大人と子どもがくっついている。

 公報でも、「夏休み親子○○教室」が満載。

 「親のいない子は来ちゃ行けないのかよ」と毒づきたくなるわ。

 そういえば、小学校でも、「夏休み親子映画大会」と称して、名作映画を上映していたわ。大人もたくさん入り交じったなかで、施設の子たちだけ一か所に固まって座ってたわ。

 運動会でも、お弁当は、施設の子たちで青いビニールシーツに固まって座って、みんな同じ弁当箱の弁当を食べていたわ。

 でも、親が運動会に来てくれた子は、そのときだけは家庭の子になって、別行動だった。

 仲のいい家庭の子が、「一緒に食べよう」と声かけてくれたけど、それも惨めな気持ちになりそうだから、施設のお弁当箱を持って、教室で一人で食べてた。

 それにしても、家庭って、大人が余っているのね。施設じゃ、子ども20人に大人一人くらいしかいなかった気がするわ。
(職員配置基準では6:1だけど、三直公休を入れるとそんなものよ)

| Maria | 2007/07/31 01:39 | URL | ≫ EDIT

一人の子どもに一人以上の大人が…

 Leiさん、早速書いてくれてありがとうございます。

 学校行事の運動会でも、子ども一人に一人以上の大人が学校に来るので、子どもの数の数倍の大人が殺到することになります。

 学校行事だけでなく、地域のスポーツ大会などにも、参加する子どもの数以上の大人であふれています。

 こんなにたくさんの子ども一人一人に、複数の大人が応援にやってくる。
 子ども集団は見慣れている気がしますが、その子どもを取り巻く、より多数の大人集団。なんだか、見ていて不思議な気持ちになります。

 こんなにも、大人が余っている?

 一人の子どもに、一人以上の専属の大人?

 すれ違う子ども一人一人に、一緒に来た大人がいるんだなあ…。
 その大人の数を想像しただけで、めまいがしそうです。

 自分が子どもの時は…、と考え出すと地雷を踏むので、過去を切り離して、何も考えないようにして、子育てパパをしています。

 子育ては、自分の育てられた過去の追体験という人がいますが、施設育ちの子育ては、過去を再現しないためにも、自分の子どもの心を切り離して行うのでしょう。

 子どもに嫉妬しだしたら、親を出来なくなりますから…

| Wolf | 2007/07/30 23:48 | URL | ≫ EDIT














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