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何故みんなを置いて脱走したの?

コラム

 わたしはエドワードさんのサイトで体験記を書いた。その一枚目が脱走シーンだった。

 夫がわたしの一話を読んで責めるように言った。彼の中では同じ屋根の下に住む子は特別な大事な存在。だから、1人で脱走したシーンを読んで、彼は「はぁ~」とため息をついた。

 わたしは「体験記を読ませなければよかった」と後悔した。

 それから少し経ち、旧・恩寵園の子ども達はみなで脱走し、児童相談所やその他の場所へ駆け込んだと知った。一人じゃない、みんなで・・・。

 夫はすぐに反応した。

 「ほらみろ、みんな友情を大事にする、お前は自分だけ生き残ろうとしたんじゃないか?」

 彼の責めるような目。

 わたしは、その時わけも分からずカッとなった。でも何も記憶がない。気付いたら部屋と廊下を隔てるガラス扉を、わたしが投げたリンゴが割っていた。

 それから、わたしは

 自分さえよければ他人を蹴落としても脱そうするような人間なのかと自分を許せない気分になった。施設の子が行政に対して怒りを持つ時は、全員で同じ意見を持つものだと思っている。
 
 子ども同士が互いに信頼できない世界なんて(当時の)彼の頭にはなかった。(今は確かめてない)

 彼は言った。

 「だってさ、養護施設って家庭が大きくなったもんだろ?」

 彼のその言葉が理解できない。家庭が大きくなれば何だというの?と思った。わたしは固くとざれた扉の前に、もう何も言えない気分になった。

 「何故みんなを置いて脱走したの?」

 6才のわたしは、みんなを見捨てたという事だろうか・・・・。

| └ コラム | 10時46分 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑


 エドワードさんの体験記の頃から付き合ってくれてるんですねKasumiさん。こう考えるとKasumiさんとの付き合いも、WolfやMariaと同じくらい長いですね。

 実際に会った事がないのにこれだけ続く関係だったなんて、驚き。昔の体験記、時々読むとえらく恥ずかしいです。

 脱走したものの捕まって施設へ帰されたんだけど、かなりぶたれました。

| レイ@Kasumiさんへ | 2007/09/14 05:48 | URL | ≫ EDIT

 それ以前の脱走は、恩寵園の子も一人で逃げていた。夜通し走って逃げた子、自転車を盗んで逃げた子、3日間歩き通して逃げた子、たくさんの子が一人で逃げているの。
 でもね、逃げた子は、全部家庭のある子だったの。

 恩寵園の本に書いてあるわ。

 事実は、きちんと確認しないと、都合良く利用させてしまうわよ。


 あ~ん、恩寵園の本、なぜか読めないのよ(泣)そうっか、そうだよね。事実を確認するよ。

 施設の事なのに家庭育ちの夫の土俵で戦ってた気がする。夫は基本的に悪くないんだけど、世間一般の論調として時々わたしにお説教する。

 するとわたしは内心では「ほんと?」と思いながらも、本など読んでいない分、反論し返せなかった。

 夫を責める感じの親記事になってて自分でも嫌だけど、この瞬間は確かにムッとしてたのだなあと自覚した。






| レイ@Mariaちゃん | 2007/09/14 05:46 | URL | ≫ EDIT

Leiちゃん、

 恩寵園の集団脱走は、子どもを虐待する園長に対抗した保母が力尽きて、子どもたちに交通費を渡し、それぞれの担当児相に行かせたのよ。

 自分たちで、結束して逃げたわけではないの。それぞれ、バラバラに児相に駆け込んだの。絵を描いた人がいたのよ。

 それ以前の脱走は、恩寵園の子も一人で逃げていた。夜通し走って逃げた子、自転車を盗んで逃げた子、3日間歩き通して逃げた子、たくさんの子が一人で逃げているの。
 でもね、逃げた子は、全部家庭のある子だったの。

 恩寵園の本に書いてあるわ。

 事実は、きちんと確認しないと、都合良く利用させてしまうわよ。

 かくいうあたしも、一人で逃げた。誰かと一緒に逃げる程、施設の子を信用していない。助け合うこともない。

 でもね、あなたもあたしも、逃げても逃げる先がないの。

 行きたいところがなければ、どこに行っても同じなのね。

 逃げても、逃げる先がないのって、哀しいわね。自分で、自分を笑ってしまうわ。


 逃げてはみたものの
 逃げるさきのない
 親のない子 

| Maria | 2007/09/13 19:22 | URL | ≫ EDIT

脱走・・・そうだったね。
そして、私は体験記を読みながら「逃げて!!」と応援していた。

そのときのLeiさんが逃げなければ今の私はいない・・・ってことです。

そう考えたら「発信」ってすごいです。♪v(*'-^*)ゞ^;*・'゜☆ブイ☆

| kasumi | 2007/09/13 18:57 | URL | ≫ EDIT

6歳のころ、ですか。そんなに小さな時の1つの行動を、今もずっと考えているんですね。
Leiさんがそのとき脱走した理由を私は知りませんが…養護施設内での厳しい人間関係やいじめ、虐待(特に職員からの)に、耐えられなくなったんでしょうか。

仲間、友情、団結…それは理想ではあるでしょうが、いつでもそうはいかないと思います。

私は家庭育ちなので養護施設のような環境で暮らしたことはありません。Leiさんのような苦労は経験していません。それなのに、私は何度も「1人で脱走」…自分だけ逃げてきた人間です。

学校での人間関係に耐えられずに、不登校になった時期もありました。みんなそれぞれ苦労していただろうに、自分だけ逃げて家に閉じこもってしまった。

大人になってからもそうです。教護をやっていた頃などは、仕事が自分に合っていたのか張り切っていましたが、その後はまた人間関係がこじれて親元に逃げ帰ったり。これなどは、みんなを置いて逃げたどころではありません。私がいなくなれば、私が担当していた業務がまわりの人にシワ寄せされるんです。すごい迷惑です。

学校から逃げた時は先生に、仕事から逃げた時は上司に、いじめられたんですけどね。

とんだ弱虫でしょ?
Leiさんは私のことを軽蔑するでしょうか。
私はそうやって何度も、家に、親元に、逃げました。

Leiさんには…私のようなことはできません。逃げ帰る家、親元が、ないのですから。養護施設から脱走しても、その施設に戻る以外にないのですから。嫌でもその施設で頑張る以外に道がなかったでしょう。そんなLeiさんを誰が責められますか。

わずか6歳だったLeiさんが責められなければいけないのなら、私などは生きる価値もない身勝手な根性無しクズ人間です。それでも私は生きているし、自分のことをそんなにクズだとも思っていません。

みんなの意思が固まって集団脱走なんて、いつまで待てば実現するのでしょうか。それを待っていられない状態に追い詰められることだって、十分あることだと思います。
養護施設は「家庭が大きくなったもん」ではないのでしょう? 児童間暴力の絶えない修羅場なのでしょう。養護施設が「大きな家庭」ならば、子供同士は兄弟姉妹になる。でも現実はそんなものではないのでしょう?

みんなを置いて逃げたLeiさんが、責められなければいけないのでしょうか。養護施設が「大きな家庭」たり得ない限り、Leiさんが責められる必要はありません。

| 読者A | 2007/09/13 17:48 | URL | ≫ EDIT














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