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無愛着児童:その一言が言えない施設の子の問題

養護施設にいる間の問題

雪の日

  
伝える発想が育っていない

 二度目の施設に入ってまもなくのこと。

 毎日の授業で使用するノートの余白がなくなった。ノートは家【わたしは施設】で用意するものだと思うのだけど、わたしはノートの余白が無くなった事を誰にも言えずに、前に書いた場所を消しゴムで消し、むりやり余白を作ったり、すこしのスペースへ書き込んだりしてた。

 それでもやがてノートは鉛筆の重ね書きでいっぱいになった。でもノートの交換を誰にも言えずにいた。

 やがて担任の女先生が、自分の机の横でピタッと立ち止まった。
 
 そして重ね書きで真っ黒になっているノートを取り上げて言った。
 
 「立ちなさい」

 そして、次に頬を平手でぶたれた。

 その後の記憶は一切無いけれど、きっとノートは新しいものに交換してもらえたと思う。わたしは鉛筆が短くなってもそのまま使っていた。色んなものを取り替えてもらう為のたった一言が言えなかった。
 
 「もうノートがいっぱいになりました、だから新しいのと交換したいです」と。

 この一言がいえなくて、担任の先生の瞬間の怒りをかったのだと推測する。


先週のオヤジWolf

 で、何故、小学生の頃に打たれた話を思い出したかというと、先週Wolfと会ってから別れた後、いつも乗る高速の入り口が閉鎖されていたので、以前失敗した別のルートは使わず【失敗体験が尾を引きやすい性格】その高速の入り口が開くまで、朝方まで車の中で待った。

 その間ひたすら高速の入り口が開くのを待ち続けた。

 後日談として、気楽に彼にその話をしたらいきなりカミナリがおちた。

 「何故その時に電話してこないの!」
 「Wolfはその時間起きてたんだよ、電話すれば何かアドバイスできたよ」
 「又は、近くの交番で道を聞くなり出来たでしょう?」

 てな事で・・・。

 怒られているうちに、子どもの頃のノートの余白事件と重なった。Wolfは打つような事は絶対しないけれど、でも非常にカンカンだった。【自分が悪いと今は思う】【殴られた方がマシと一瞬思うほど、えらく長々としたお説教】

 子どもの頃の事も今回の事も、誰にも何も相談できない事が原因だと昨日改めてWolfとMariaの2人掛りで諭され、これからは困ったら誰かに相談すると【しぶしぶ】約束した。

 その後、施設の子が可愛く思えない理由についてまで会話は進んだ。

 施設の子は人に相談する発想が全くない。一人で問題を解決する為のスキルもないくせに、人を頼れないし相談できない、問題がかなり重篤になってから、ようやく発覚する。

 そういう発覚の仕方は親しい【近しい】人を傷つける事になるらしい。

 子どもの頃から自立心ばかり要求されるのに、必要な助けを得る方法を知らない。そのような一人で生きているような態度は大人をイライラさせるのだろうという問題が露呈した。子どもの頃の体験は、担任の先生の神経を逆撫でした事に由来する。

 長い間、鉛筆の重ね書きで真っ黒になったノートの事を知らずにいた先生も怒りに襲われたかもしれない。

 上記のような心の癖のある子が里親家庭に委託される場合、施設から行く子が大変多いという事、この現実を養育者として、あらかじめ知っておくのと全く知らないのでは、その子に対する対処が違うだろうという事を少し伝えておきたくて書いた。

 こういう事が毎日重なると里親さんの神経が焼ききれそうになるみたい・・・。自分は施設で身についた「みんなに迷惑掛けないようにする」という決まり事を無自覚に辿っている。でも家庭生活では【迷惑の定義】が施設と違う。そのような事を里子自身が理解できるまで、里親の忍耐と年数が必要だと、今回の事を通してわたしも理解できた。

 #わたしの発言は里親の立場というよりも里子の立場に近い事を断っておきます。

|  養護施設にいる間の問題 | 06時56分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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