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保母もどき:獣のように吼えて叫んで疲れ果てて一人で眠る幼児さんたち

養護施設にいる間の問題

幼児さんたちに囲まれて

 わたしの知る小さい子たちの事を少し。高校生の頃は保母の代わりに幼児の世話をする事もあった。絵本を読み、寝かしつけ、トイレに行かせ、洗濯物をたたみ・・・そんな事をしていたので、子ども達の様子を少し覚えている。わたしは考えてみたら、この様な事をしていたので、子どもの育つ環境について考えるきっかけを持てたのかもしれない。実際、施設の幼児たちとはいつも天地をひっくり返すような戦いだったように思うから。

 幼児たちは殴らなくてもいいところで殴る、又は殴らせる態度を取る。怒鳴らなくていいところで怒鳴る、普通に笑えばいい所を大爆笑する、普通に涙ぐめばいいところを号泣する。全てが全て全開モードで壊れそうになるほど自己表現する。

 クレヨンで絵を描けば、必ずといっていいほどスケッチブックを食いちぎろうとする。げっ歯類の動物が歯を削る様に見えた事がある。彼らの前に腕をにゅっと突き出してみたら、案の定食いついてきた事もあった。彼らは母親の乳を知らずに引き離されてしまった。口で吸い付いて噛んで確かめたいのに、それが出来ないように見えた。わたしは幼児さんたちに囲まれるとかなり怖く感じる事があった・・・。たぶん、彼らを受け入れたら受け入れた責任を取らなくてはいけないと感じたから・・・。わたしは彼らにとって他人だった。深入りはできなかった。
 
 幼児の幾人かは常に声を出し、常に体をゆすり、常に他動で、一気に疲れ果てて今度は亡霊のようにポカンとする。こんな風な態度は、まるで自分がここにいる事を必死に訴えているようにも見える。他の子が大勢居る中で出来る限り声を張り上げる、出来る限り大げさな動作をする、出来る限り目立つ事をする。目立てば保母が飛んでくると思ってるようだ。

 確かに施設の中では、数少ない大人の関心を引く為には他の子よりも大声を上げてなければ気付いてもらえない、でも、いくらやっても施設の保母が足りない、子ども達はそのうちエネルギーがなくなってしまい、電源が切れたように数日はボーっと過ごす。

 わたしが高校生の頃に保母がわりに幼児たちを見ていた時に感じた、小さな子ども達の不安定な状況に対する訴えは、大人の目にはあまりに乱暴で獣のように感じられた。

むなしいっす

 そして子ども達の切羽詰った雰囲気に負けず劣らずの虚無をはきながらわたしも彼らに背を向けていたのだと思い返す。ああ沢山の子がいては何も出来ないのだから。
 

|  養護施設にいる間の問題 | 19時13分 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

 そうだったのですか、ごめんなさいyukiさん。守秘義務もあるから語り切れないのに・・・。少し立ち入ってしまいました。

 その時、里子さんが言いました。
「いいもん、○○せんせいのとこ行くから」


 この子も、目の前の人がどんな立場の人であれ、かけがえのない人と出会った事がないのだな・・・と思いました。人は取替えがきくという感覚があるのかな?と思いました。

 yukiさんの書き込み、やはり自分の勉強にもなっています。いつもこちらこそありがとう。先生として彼女の記憶に残るといいですね、一緒に過ごした時間が大事なものになるとうれしく思う。
 
 わたしも小学校の、わたしをひっぱたいた先生だけは覚えてます。彼女はきっと、何も言わないわたしに何かを教えたかったのかもしれないと思いました。

| L @取替えのきかない相手 | 2008/02/05 11:58 | URL | ≫ EDIT

LeiさんMariaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

先日、どうしても我慢できないことがありました。
なぜ、毎日教えているのに
やってはいけない、と教えているのに
なぜこんなことするの?って。

その時、里子さんが言いました。
「いいもん、○○せんせいのとこ行くから」

正直、あ~この子は私より一枚上手やな…と、
思いながらも目まいがして、ショックでした。

「作られた発達障害」、本当にそうなんですよね。
分かっているようで分かっていないんでよね、私。

こんな毎日です。
そして、一番いけないのはグラグラしている自分だな…と思いました。
私は彼女にとって、いずれ去って行く大人なんですよね。
彼女は、それをよ~く分かっています。
私が彼女を担任するのは、あと二ヶ月。
一年近く一緒にいて、このような関係しか作れなかった。
本当に残念です。
残念と思う気持ちも、私の器の小さいところです。
こんな言い方しか出来ないなんて。

彼女は、里親さんが忙しいので、早朝から幼稚園へやってきます。
いつも一番乗りですが、私にとっては貴重な時間です。

しばらく二人でお話して、
庭へ行き霜柱を踏み、
やがて彼女は、さむい!と大泣きして、
また部屋へ帰り、ストーブで手を温める…

こんな些細なことですが、この時間をこれからも大切にしたいと
思っています。

そして里親ではなく、今の自分の役割を十分(自分で)理解して、
一緒に時間を過ごせたら…と思っています。
そのホンワカとした思い出こそ、彼女を将来支える「生きる力」の一部になってくれるといいな、と思っています。

支離滅裂な文ですみません。
いつもありがとうございます。


| yuki | 2008/02/04 22:23 | URL |

あの世界に住んでいた元住人としては・・・

 こんばんはyukiさん。

幼稚園では私に対して、私を独り占めしようとする態度が良く見られます。
それに付き合うには相当のエネルギーが必要ですが、
先日も書いたように、もう揺らぎません。
私は、全部を包み込むような器の広い人間になりたいと思っています。


 昨日、揺らがないという文章を読んだ時、実は少し不安を覚えました。どういうタイプの不安なのか、まだうまく言語化できないので、後に修正するかもしれませんが・・・。

 わたしは高校生の時点で、もうすぐ卒業していく上級生でした。彼らの求め方を知らないわけではありませんでした。もしかしたら過去の自分に近いのかもしれない、子ども達を怖いと感じる事はあっても、やがては去っていく大人でしたので何も出来ませんでした。
 
 ストレートに言うとそれが出来るのは里親だけだと思います。先生であるyukiさんと里親さんはそれぞれに違う役割があるから、子どもの目から、誰が親かを誘導できるようにしてほしいとも思います。もしわたしがその子なら、優しい大人が2人いても、どっちが親か判らないんじゃないかと思います。

 yukiさんはその里子の親ではありませんから。先生の役割の中でこの子どもが里親から受け入れられたと感じる世界というものを意識的に強く考えて欲しいなと思いました。【それは前提としてすでにあると思いますが、一瞬、ドキっとして】

 子どもの置かれている現実に対し恐れる気持ち、揺らぐ気持ち、それが無くなったらもっと怖い気がします。

 里親家庭に迎え入れればそれで終わりではなくて、それが始まりなのに、里親は子どもとの愛着を自らの手で掴み取る事の重さに気付いてないような気がします・・・。【うまく言えない・・・】
 

| L@里親と先生の違い | 2008/02/04 02:34 | URL | ≫ EDIT

乳幼児の地獄絵図…

 Leiちゃん、

 あたしは、小さい頃のことをよく憶えていないけど、誰かを求め続けていたのかも知れないわね。でも、どの大人も、近づこうとしてもすり抜けられた気がするの。

 いつしか、誰の後も追わなくなった気がする。

 この子達も、

 少しずつ諦めることをおぼえ、
 求めても無駄だということを学び、
 誰もいないことが当たり前になり、
 立派な無愛着児になっていくのね。

 体の発育も遅れ、
 知能の発達も遅れ、
 知恵遅れだと誤解される。

 乳幼児期からずっと乳児院・養護施設にいる子たちは、
 作られた発達障害となるの。

 乳児院・養護施設の乳幼児達は、
 無愛着人間に作られていく。

 乳児期をすべて乳児院・養護施設で育つということは、
 乳幼児を使った非人道的人体実験と言ってもいいくらい。

 お願いだから、乳幼児だけでも、里親のもとに出して欲しい。
 子どもは、たった一人の自分だけの養育者に
 抱きしめられて育つものなのだから。

 子どもたちを地獄から救い出して欲しい…

| Maria | 2008/02/04 02:08 | URL | ≫ EDIT

雪かきが夢です。

Leiさん、こんにちは。
Leiさんのお住まいになっている場所は、雪がすごいのですか?
私は、雪をほとんど見たことのない地域に住んでいるのですが、
やはりここ数日は寒いです。
Leiさんも風邪をひかないようにしてくださいね。

記事を読んで、私の疑問のほとんどの答えが書いてあり、少しだけ
答えが見えたような気がしました。
ありがとう、Leiさん。

里親さんは、ご夫婦そろって大変忙しい方なのです…。
里子さんは、毎日寂しい。
委託はしたが、生活の内容は変わっていない。
里子さんは幼稚園から帰ると、毎日祖父母の家で里親さんを待つ毎日です。
きっと限界に来ているのではないでしょうか?

以前、里子をもらうには、夫婦のどちらかが仕事を辞めなければならないし、
里子は「保育園」には預けられない、と聞いたことがあります。
当時は「どうしてそんな規制しなくてはならないのか?」と疑問に思いましたが、今は分かる。
子供をもらう、ってそういうことなんですよね。
生半可な気持ちでは親にはなれない。
周りの協力も大切だが、まずは自分たち親子の絆です。

色んな専門家の話を聞いたり、小児科の医師に見解を求めたり、そういうことも大切なのですが、やっぱり一緒にいる時間を大事にして欲しい。

幼稚園では私に対して、私を独り占めしようとする態度が良く見られます。
それに付き合うには相当のエネルギーが必要ですが、
先日も書いたように、もう揺らぎません。
私は、全部を包み込むような器の広い人間になりたいと思っています。

Leiさんの記事より…
彼らは母親の乳を知らずに引き離されてしまった。口で吸い付いて噛んで確かめたいのに、それが出来ないように見えた。

里子さんの生い立ちが、知らず知らずのうちに問題行動を起こさせているんですよね。
大切なことに気付かせてくださってありがとうございました。
明日から、また頑張らないといけないですね。
豪語した割には微妙に弱気なんですが…すみません。

| yuki | 2008/02/03 16:02 | URL |














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