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養護施設の入所児の脱走シーンへの一方的な憧れに関する反論

コラム 

 デフォルトの孤独

 物心ついた時に児童養護施設にいる子は孤独というものを全く感じていない。しかしこれは【家庭での家族的つながりを知る人が】客観視すれば、孤独な状態に置かれている子どもという事でもある。

 選び取った孤独

 集団生活がひたすら恐ろしいと感じる一部の子ども達は、集団の中に居られず、自ら孤独を選択する。それは生き延びる為であったり、仲間という名の下での集団のイジメに参加しない為でもある。これも【その子の気持ちに気付かない】職員や保母視点で見れば、単純に集団に入れない孤独な子どもという事になる。
 
 集団脱走と集団からの脱走

 家庭の人も養護施設という世界に一方的な幻想や神話を持っている事を、夫の発言を通して知った。養護施設の集団脱走に対する仲間同士の強いつながり、兄弟愛に似たようなもの。大きな子どもは小さな子どもを守り、みなで悪の職員と戦う、という一方的な幻想を持っている。

 わたしは、脱走シーンに幻想を抱くという事を、脱走せざるを得ない環境がデフォルトでその人の中で設定済みである事が恐ろしいのだ。夫はそのあたりを無自覚に語る・・・。

 これは確かに虐待する職員が実際にいるので、助け合う子ども同士という捉え方については間違いではないが、そこに集団脱走という状況に対する一方的な憧れや幻想に満ちたフィルター越しで捉える家庭育ちの人が【一部】いるという現実を知り、自分も整理する必要があると感じた。

 このような【助け合う仲間の姿】へ気持ちを一方的に委ねる人は、反対に、集団から逃げようとする子に怒りを持ち易い事にも気付かされた。【この様な人は、家庭から逃げられなかった気持ちを脱走シーンに委ね気味】と感じる。

 その集団脱走幻想から外れた、たった一人で脱走した子どもがいるとしたら、その子どもへのバッシングはかなりなものとなる。仲間が居るというのに、一人で逃げるという裏切り行為に対する避けられない不快感を持ちやすいという事について自覚しないと、彼の中では「一人で脱走する子は居てはならない」事になってしまう。

 虐待が発覚した施設を大まかに大別

 養護施設には、職員の虐待・体罰や規則や人権無視な状況が酷すぎて、子ども同士で守りあわなくてはとても生きられない環境と、もうひとつは、リベラルなように見えるものの、職員が放置気味で、上級生から下級生・幼児への著しい虐待や集団リンチ、それらのものが放置されている環境、というものがある。

 わたしは穏やかな集団生活というものを知らないので、他のジャンルの施設は思い浮かばないが、一人で脱走する子は裏切り行為、背信行為をしているという一方的な決め付けられ方をされたくないし、それと同時に、酷い職員の虐待から逃れる集団脱走を、どこか、青春の群像シーンのように捉えないでほしいと思う。

 子ども達はどちらの施設も子どもにとっての生き地獄なのだ。ただ『集団で脱走した』のと『集団から逃げ出した』の違いくらいは区別して読んでほしいと思う。
 

恩寵園の児童養護施設内虐待です、プレイヤーの画面にマウスで触れると、関連する他の動画がサムネイルで現れ、選ぶ事ができます。

Leiの興味チャンネル 再生リスト

| └ コラム | 05時56分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

 恩寵園の本によると、恩寵園の脱走は、園長との対立に疲れ、集団辞職をする保母達が、子どもたちに交通費を渡し、それぞれの担当児相に行かせたの。

 だから、正しくは「集団脱走」ではなく、保母の指示による児相への外出なの。日本テレビの「報道特捜プロジェクト」のイメージ映像では、ジャージ姿の子どもたちが集団で走る姿が使われ、あたかもみんなで逃げ出した印象を与える。

 だけど、真相は、数時間に分けて、バラバラに児相に出かけたの。

 養護施設では、たくさんの子どもたちが脱走している。だけど、新聞に載ることはないの。この恩寵園でも、新聞社にリークする人がいて、新聞社が取り上げたのね。

 施設は、子どもが脱走したことを公表しないし、逃げた先の人も、新聞にはリークしない。

 あたしの施設だって、毎月のように「誰かが逃げた」なんて大騒ぎし、捜索が始まり、首根っこをつかまれ連れ戻される。パトカーで連れ戻された子もいる。
 だけど、新聞に載ったことなんて、一度もないと思うの。

 それに、施設が安全で安心できる場所なら、そもそも子どもは逃げないの。

| Maria | 2008/02/07 02:33 | URL | ≫ EDIT














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