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わたしと比較的話が合う人は、ジサツするか精神科へ入院するか、どちらかだった

地雷原かな

彼らの迷路

 記憶については整理途中ながら、なんとなく自分の言いたい方向性がわかりつつある。無愛着に関しては、自分が何から本当は捨てられている事が問題なのかという部分を考えている途中。しかし、今日は単なる心情吐露を。


 比較的わたしに優しかった男子の先輩が精神病院に入っと聞かされた。彼がわたしと仲良くしているように見えたのだろうか?施設の保母か誰かが自分探しの旅で乗り込んだ?施設で、他の子の近況めいた事を、聞いてもいないのに教えてきた。プライバシーというものが全くない。

 でも名前も顔もよく思い出せない人だ。だから近況のようなものを聞かされても、反応のしようがなかった。

 ただ、彼【だと思うが】から、

 「ボクは施設育ちにしてはけっこう弱いのかもしれない、おまえがうらやましい」と、何処かの時点で言われていた事があった。何の話をしていた時なのか定かじゃないけれど。

 わたしは確かに強かったけれど、彼もわたしから見れば強く感じられた気がする。でも彼は新興宗教にはまり続け【実はわたしもだけど】やがて、精神の病院に入院したと聞かされた。もう彼はあまり言葉を普通に交わす状況じゃないとも、誰かが言っていた。でも誰がが精神の病院に入ったと聞かされても驚きはしなかったが・・・。

 養護施設で生き抜いた子は、わたしの目から見ればどこか心の一部が動かないまま笑顔を見せる子が多いと感じていた。彼もそうだったのだろう。

 とりあえず生きてたみたいだけど、ほんとうに「とりあえず」すぎて。

 でも人生というものは、とりあえず生きられたじゃ、その後、より良く生きられない。養護施設の最低基準の呪いの為に、入所中の児童もも大人になった元児童も、少しでも幸せを追求してはいけないと思いながら生きていたとしか思えない。

わたしの迷路

 わたしと比較的話が合う施設の子もそれぞれ何か抱えていて、やがてこの世からいなくなったり、精神を保てなくなったりするようだ。大体は行方不明か死の知らせ、生きていても精神の病院。

 わたしもそのような施設の子の現実を曖昧にして、何も考えない時期を呆然と過ごしてきたのかもしれない。「声なき声」を持つ子たちは、いつしか声そのものを発する事ができなくなると知っているが、運命のようなものだと、運命論へ逃げ込んでいた。

 過去を考えないように生きてきたのかもしれない。迷路の奥のミノタウロスに出会わないように、なるべく自分の心と対決しないようにと生きてきたのかもしれない。生き延びたいという気持ちが強すぎて、自分の混乱を見捨ててるのだろう。

 過去を整理せずに生きる事が一番、弱いことだけど、過去を整理するには、時には命のやりとりが生じると感じる。命を掛けて謎を知りたいか、命を保ち、謎を知らないまま、ぼんやりと生きるか・・・。施設の子が自分の謎を探る旅はそれぞれに茫漠感が広がるばかり。

 それとも、他の道があるのだろうか。

(:


 施設の子達同士は、古い知り合いに会うと、「今は誰が生き残ってるんだろう」とつい考える癖が身についている気がする。戦争世代みたいに、零れ落ちていく命を、どこかの意識が確認する生き方、あまり良いものじゃない、が、それが現状。
 

| └ 地雷原かも | 10時20分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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