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それでも三毛猫ミーコが運んできた餌は、へびとかえるとすずめだった

コラム:猫と共に過ごして気付いた幾つかのこと

 ミーコの診察券に驚いた

 わたしは、今の家に住むようになった頃に、のらねこの被害について聞き及んでいた。近所の人も「気を付けてね」と教えてくれた。何を気を付ける必要があるのか、後に知る事になった。

 わたしはある日、庭で七輪を出してさんまを焼いていた。すると三毛猫がじっとこちらを見ていた。これが彼女との出会いだった。秋刀魚を間に挟んでにらみ合った。
 
 わたしはその頃フルタイムで仕事をしていて、時々戸締りを忘れる事があった。
 
 そんなある日、家の中に入ると何故かミーコが家の中で寝ていた。思わぬ展開に二度見する程だった。でも、ちゃんと見ると彼女はやっぱりそこにいた。

 ミーコはわたしを見ると身体を弓なりに反らせた。わたしは根負けして廊下まで誘い出してかつお節を置いた。ミーコは半分の意識をかつお節に、もう半分の意識を人間であるわたしを威嚇する事に分けながら必死に食べていた。

 それなりにびっくりしたけれど、そういう事もあるかもしれないと思い飼う事になった。もともとノラ猫なので周辺に迷惑を掛けていたので、夫と色々考えた末に手術する事にした。ワクチン接種や色んな手続きを経て、動物病院で「○○ミーコ」という診察券までもらった。
 
 その時、獣医さんに「猫にも苗字が付くんですか?」と聞いた。獣医さんは当たり前だというような顔をして「はい、その方がミーコちゃんの親のあなたも安心でしょう?」と言った。

 わたしは何故か、何に安心しなきゃいけないのか理解できなかった。親?という言葉の意味が元々判らないところへ、わたしは猫の親になってしまうのだろうか・・・。

 猫を飼い始めたばかりなので、何故わたしが猫の親で、ミーコに苗字が付くのか、その自動化されていく手続きに一種の不安を覚えた。

 ミーコはわたしの親になり得ない

 さらに数年経ち、猫がいる生活も当たり前になった頃、春先になると半ノラの彼女が置いていく餌食に困るようになってきた。ヘビ、カエル、半死半生のスズメ、咀嚼したので正体の判らない固まり。これをどう判断すべきかわからず、本を初めて買って読んだ。

 すると本には、猫が持って帰る餌の意味について簡単に書いてあった。

 「成猫は時に、飼い主を餌取りの下手な子猫として扱い、餌のとり方を飼い主に教えます。飼い主はこの現実を受け入れて、猫を責めないであげてください」と。

 その時、妙に、とうとつに。

 たとえミーコに親猫としての母心?が働いたとしても、わたしの親になる事はないと納得した。ミーコがわたしに教えてくれる狩りの仕方はわたしの人間としてのスキルには必要の無い事だと。そして同時に、数年前の、診察券に関する獣医とのやり取りも思い出した。

 あの時、獣医さんとしては患畜とは呼べない様々な事情がある事を知らなかった。でもわたしは初めて動物を飼ったので、大変印象に残る出来事だった。そして違和感だけが残り続けていた。

 今は・・・人間だからといって猫に愛情がないわけではないし、猫の親と名乗らなければ猫と繋がれないわけではないと思っている。

 わたし個人については、自分の育ちの背景もあり、人間として足りないものを、人間から教えてもらいたかった。人間は人間として扱われなければ人間として生きる事が非常に困難なのだと・・・思った。まずは自分が人間としての自己を作らなくちゃ・・・とあの時感じていた。

 あの頃の体験を通して、施設育ちとしての感覚も相まって、動物の飼い主に対して、養育親としての意味が強い”里親”という名称をわざわざ当てはめる事に、とても強い違和感を覚えているのである。

 追記

 マンソン裂頭条虫という寄生虫を知ったのも、猫を飼ってからだった。この寄生虫の卵は顕微鏡で見るとペイズリーのような柄で、それなりに希少価値があるそう・・・だ。人間と猫は違う種族だと思う、つくづく。

| └ コラム | 16時02分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

5月29日産経夕刊に 猫の墨絵画家 中浜稔さん
のホッコリ ワールドという 連載(4)から 抜粋:

「にゃん友会」は 猫をながめることで、人の姿を
浮き彫りにしようと言う会。入ったからと言って
何の特典もない。人間にとって本当に大切なものは
何か、を 猫を通して考え、行動するのが目標。
「人間が幸せでも 猫が幸せとは 限らないが、
猫が幸せなら人間もきっと幸せだ」
★蛇足:児童養護施設に猫は いないようでした。

| jtw | 2008/05/30 12:14 | URL |

養育と飼育

 Leiちゃん、

 あたしは養育と飼育は違うと思ったわ。

 

| Maria | 2008/05/29 09:03 | URL | ≫ EDIT














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