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親のない乳幼児が静かな環境を得られない事は不幸であると感じる

養護施設にいる間の問題
 
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 物心と世界観

 ※TITLEの「静かな環境」というのは、一般家庭で静かに安全な環境で養育されるという意味。

 物心ついたら、施設の中で子ども達が大暴れする場所に住んでいた。彼らがどんな経緯で施設に入所してきたのか判りようもない。ただ荒れて騒ぎ立て性的トラウマを吐き散らかすケモノのようだった。それが下級生である自分の目に映じた少年達の姿だった。

送信者 Mariaのストリート通信

 物心付いたら嵐のふちにいて、ぐるぐる回されていたというべきか、抗いようも無い世界に飲み込まれていた。何が正しいか何が間違っているかわからない。

 職員は家庭で傷ついた少年達に感情移入しているので、そのような上級生からやられ放題の下級生に我慢を常に強いる。

 「お前の気持ちも判らないではないがあの子は荒れるにはそれなりの理由がある、お前もそこは理解してあげなさい」

 と、結果として下級生の訴えはやんわりと、あるいは絡みつく論理で一蹴される。職員は少年達の傷にばかり着目しているので、結局捨てられた子ども達は施設の中でも捨てられ続けるのだ。

 下級生に出来る事は脱走・・・しかし、脱走しても行く宛てのない子どもなのだから結局は捕まってしまう。施設へ戻された時、どのような扱いを受けても誰にも何もいえなかった。静かに狂っていく感覚。

 物心付いた瞬間にどこに居たかは重要だと思う。その世界観を原初の世界観として身に付けてしまったら、修正する事は大変難しい。

 施設では不良少年の傷に思いやりを持つ事を暗に強制される。だから子ども達は職員に訴えることもできない。どうせいつも、訳知り顔で幼い子の訴えは退けられるのだ。

 静かに生きられることも権利の一つ

 わたしは養護施設の保母と養護施設の上級生が交じり合った性質を持って生きている。これを修正すべく生きているつもりだが、普通に生きているつもりでも、世間との折り合いは自然、ズレていく。

 静かに穏やかな環境がこの世にあるとは知らなかった。施設の外へ出て、友人の家庭などを見ているうちに命を掛けて生きる事が、少しおかしいのではないかと思うようになってきた。

 生れ落ちて捨てられた子ども達が、養護施設で嵐の中の小船のように揺さぶられ続けて生きなければならない現状というものを、自分自身では気付けなかった。

送信者 Mariaのストリート通信


 児童養護施設のDV環境下にある子どもたち
 
 ※ドメスティックという表現に違和感を覚えつつも、養護施設ではバイオレンスのリスクが高いという点をどうしても語りたいので、誰にもわかる表現を使いました。

 今わたしは、この世を生きる大人として、親が育てられない子ども達が上級生から暴力を受ける事無く静かに穏やかに生きられる事を願う。その身も心も安全圏内で守られ、やがて自然に発達段階を進み、親元を基地として自立していくその日まで、自分の身と心を守るカプセルのような養育環境に委託されてほしいと心から思った。

 幼い子どもは、心身を守り静かに穏やかに育まれる権利があると思っている。トラウマを負った子どもの吐き出しを見せ付けられ続けることを、わたしはDV環境だと言わせていただきたい。夫婦のDVを見せ付けられる子どもを被虐待児と定義しているが、それと同じ位置づけだと思っている。

 このような環境に幼子が置かれ続けるいわれはない。ましてやその少年の気持ちに配慮せねばならない理由はどこにもない。大人ならいざ知らず、幼い子がその為に我慢を強いられる事は不幸だと思う。

 ・・・いや、養護施設で「加害少年の傷を理解しなさい」と諭される日常は、幼い子にとって虐待なのだ。被害者は被害者としてゆるがず被害を嘆く権利もあると思う。・・・いや、思うだけではない、確かに被害を嘆く権利を有するのだ。

 というか、被害を受けるリスクの高い場所で養育される事が問題なのだ。

 とりとめもない記事だが・・・UP

|  養護施設にいる間の問題 | 05時54分 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

こちらこそ、こちらこそ。

こんばんは。おちゃです。

こちらこそ、こちらこそ、つたないコメントにいつも丁寧にお返事くださり、ありがとうございます。

これからもたびたび覗かせていただきますね。

| おちゃ | 2008/07/09 22:17 | URL |

こちらこそありがとうございます

 
 おちゃさん、ありがとうございます。

 成長と共に、「加害者にどんなに背景があろうと悪いものは悪いから、そういう言い方をしたら被害を受けた人の傷の行き場がなくなる」
と、思うようになりましたが、


 そうですね、施設では「傷ついた子どもの処遇がメインテーマ」だったように思います。

 いわゆる家庭で傷ついた子ども達が施設という場所に集まる事のリスクとして、要養護児童【遺棄やネグレクトや乳児院からの子】が受ける施設内虐待、上級生児童から受ける暴力については、論議される事さえなかったように思います。

 わたしも内面の整理途中なので、文章として至らない点多くありますが、これからも時々覗いて下さいませね。ありがとうございます。

| Lei@おちゃさん、おはようございます | 2008/07/09 08:55 | URL | ≫ EDIT

悪いものは悪いんです。

おひさしぶりです。おちゃです。

「加害少年の傷を理解しなさい」

お恥ずかしい話しですが、わたしも以前こういうような表現を日常で使ってました。

こういう言い方をして、「あたしは、あんな悪い人でも、いいところ見つけてあげれるのよ」と、自己満足してたような気がします。

成長と共に、「加害者にどんなに背景があろうと悪いものは悪いから、そういう言い方をしたら被害を受けた人の傷の行き場がなくなる」
と、思うようになりましたが、それでも油断すると、以前のような表現をしそうになります。

身を引き締めて気をつけないと・・・。

勉強になります。どうもありがとう。

| おちゃ | 2008/07/08 22:19 | URL |

 はじめまして。

 ネット散歩中にお邪魔してしまったようですね。元・養護施設長期入所児童や施設全部育ちの抱える問題を語っております。よろしくおねがいします。

| Lei@はじめまして | 2008/07/08 11:05 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。 私のところへお越し頂いた方はどなただろうかと、こちらへたどり着きました。 とても考えさせられるテーマに惹かれました。 犬の散歩道の途中に石神井学園という児童養護施設があり、時々、そこの子供たちが柵から犬を見たり、触ったりしてとても嬉そうにしてくれます。この施設は、戦後、大勢のの戦災孤児たちの保護収容施設でしたが、今では、離婚家庭の子、虐待を受けた子が多いそうです。そんなわけで、わたしにとって、このブログに出会えたことはとても勉強になります。今後とも読ませて頂きます。

| dankkochiku | 2008/07/08 09:47 | URL |














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