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「怒りを出すにも固定された相手が必要」なのだという体験

SOUL MATE-project.別館

 誰から捨てられたか判らなかった

送信者 Mariaのストリート通信


 今わたしは、固定された人間関係を【見捨てられてない為】継続出来ているので、愛着は少ない人間関係でこそ構築しやすいと思えるようになってきた。このブログではあまり体験的な記事が無く、どのように変わったのかは表現しづらいが、ともかく昔よりは何かが変化したのだと思う。

 「誰か特定の人に出会えなかった事は、誰から捨てられたのか判らない」事なのだ。恨もうにも恨む相手もないし、憎もうにも憎む相手もいないことだ。



 わたしは施設時代、幾つかの暴力を受けたのではないか?と思える記憶の残滓があるようで、時々嫌な夢を見る事も多かった。でもその夢の登場人物には顔が一切なく、黒い顔に三角の真っ赤な口という冗談のような黒もじ君のような者だった。これでは証拠もないし真実が何かなんて判らない。

 それに施設では常に誰かが誰かから殴られるなんて当たり前だと感じてたし、集団のいじめ、上級生からの下僕扱い、何でもありだったので、自分一人の事として考えた事はなかった。誰にでもありそうな事を独自に、特別視したり、考えた事もなかった。

 ただ・・・朝起きた時、見たばかりの夢を僅かに覚えていても、誰がその相手なのか判らないのでかえって夢を見た事で嫌な気分を充電してしまい、何かが蓄積されるばかりだった。夢の中では絶対に「その顔を」確認してやる!と叫んでいた気がするのに・・・。

 固定された相手が出来る事の意味

 しかし今度は絆づくりが始まり、五年ほど経った時、やがてWolfの顔がその夢に出てくるようになった。わたしがいくら固定された相手が出来た自分を否定しようとも、わたしの脳は「夢」の登場人物にWolfの顔を使い、ある意味、怒りを吐き出す道しるべのように彼をツール化し始めてしまった。【ちょっと恐ろしい】

 わたしはいとも簡単に怒りを向ける相手を与えられてしまい、夢の影響が抜けない朝っぱらからケータイで、出勤途中の彼をいきなり罵り罵倒して、ひどい時は会った時にぶん殴った事もあった。【本当にごめんなさい、ここでWolfの大変さを書いときます】

 でもその時「相手が固定されてきたというのはこういう事だよ」とWolfから教えられた。ちなみにWolfはわたしをぶん殴った事は一度もない。彼はひたすらわたしの暴挙に対して辛抱強く接してくれていた。【でも虞犯じゃないのに・・・だから、この心理を後で考える】

 そして「怒りを出すにも固定された相手の顔が必要なのだよ」と教えてくれた。この言葉は、今思うととても重い・・・と感じる。わたしも、里親家庭へ行きたかった・・・と今は心から思う、スローガンじゃなく。少なくとも「担当じゃなかったのでわかりませんねえ」とは言われなかったと思う。

 脳の生き残り作戦?

 確かにあの時、わたしの脳みその中で何かが動いたのだと思う。子どもの頃当たり前だった暴力環境の為、【夢の中で】暴力を振るった誰か達の事を覚えていなくても、今現在、自分の目の前にいる人をツールとしてでも、怒りの固まりを吐き出さないといけなかったようなのだ。

 でも脳の中の出来事は、わたしはメンタル以前の、もっと情報の処理の段階での問題だと感じてもいる。たしかに脳と心理は繋がっているべきだと思うが、わたしの脳が勝手に機能してしまった場合【夢を見るとか】、心理的反応は遅れたり、反応できなかったり、過剰反応をするのだと思う。
 
 そしてそれはWolfに対する無自覚の精神的虐待と暴力の再演と化してしまった事実は告白しておこうと思う。わたしは彼を傷つけてしまった。何が傷かわからない大人の抱える問題だと思う。

 しかしこの十年で判った事は、誰にターゲットを絞ればいいか判らないほど茫洋としていて、とらえどころのない子ども時代の人間関係は、どうしても抽象的にしか語れないのではないかという事だった。

|  養護施設を出てからの問題 | 15時44分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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