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読書感想文&レビュー:「非現実の王国で」を読み、そして観た

 レビューその1 読書感想文その1

 あまりにすさまじいのでこの先何度も書きそうな予感













 非現実ではない児童養護施設

 まず舞台がアメリカであること。救貧院、カソリック少年施設、そのようなものがあった時代。

 わたしにとってのリアルというものは非常に抽象的な世界だから。リアルを追求する手段として、どこまでも非現実的になってゆくのは仕方ないと思った。「事実は小説よりも奇なり」である児童養護施設の世界観。

 わたしは、養護施設というものの非現実性をヘンリー・ダーガーの世界に触れ改めて実感した。

 誰からも理解されない事を施設内マイノリティと感じるわたしにとって、彼の世界観に出会った瞬間感じた衝撃は筆舌ではうまく表現できない。

 ただ、・・・わたしは彼の世界に向かい合う必要も感じた。でも一人で向かう勇気は持てずMariaとWolfに彼のDVDを観てもらった。でもわたしは紹介したとたん力付きた感があった。Mariaはその後、彼に関する多くの情報を集め始めた。

 死後に発見される言葉

 ヘンリーの死後発見された「非現実世界で大人と戦う子ども奴隷たちの戦い」を観ていて、生まれて初めてわたしは、他人の表現を読む事でのカタルシスを意識してしまった。彼の世界観に触れて火傷しそうな思いを持ったが、同時に、果てしない虚無を感じた。

 彼には妹がいたが妹は里子になった。彼はその出来事にも触れている。彼は妹が里親家庭へ行けて彼が行けなかった事についても触れている。彼だけが子ども時代を施設で育った。

 そして、養護施設内での虐待の後遺症・・・やはり、あるのだと知った。そして本格的に児童養護施設内虐待の後遺症、PTSDについて、その考えうる可能性について考えを進めたいと思った。アメリカのように養護施設が過去のものになるなら良いが、この日本は養護施設が増えこそすれ無くなる気配はない。

 やがてくる晩年について・・・

 わたしはヘンリー・ダーガーの晩年が自分の未来を指し示しているように感じている。わたしはこの先、施設で虐待を受けてないとしても、施設だけで育った事の後遺症をどのように克服すればいいのか、全く、どうしていいか分からない気分になってしまった。

 ・・・たぶん、続く。

 


追記 
 
 部屋に大きなイラスト集が置いてある。家事の合間に必ず見てしまう、ヘンリーの画集。Mariaが昨日会った時に貸してくれたのは夢じゃなかった。本が置いてある部屋の中のどこにいても、その画集がこちらを見てる気がする。

 まるでモナリザの微笑みがどの立ち位置にいても、自分に向けられているような気がするのと同じ感覚だ。

 で。

 最近は、現実と非現実が入れ替わらないように努力している。養護施設の事を考えれば考えるほど一般社会の生活の場が遠くなり、一般社会の中に意識の根を下ろそうとすればするほど、児童養護施設世界が非現実のベールに隠されてゆくと感じる。

 施設で育った自分でも曖昧になってゆく現実感。夫が養護施設を非現実的と思うのは仕方ない。しかし現実世界を生きなくてはならない事だけは、わたしが今必要としている「現実的思考」だ。

 

|  養護施設にいる間の問題 | 04時54分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

はじめまして

 
 はじめまして、アルカナワールドから来られたのですね、Leiと申します。お察しが付くと思いますが児童養護施設で育ちました。ここは、何もないところですが、このような事柄を多く書いています。

 ご挨拶をいただき、ありがとうございました。わたしも少し拝見させていただきました。「殴る」についての記事が印象に残りました。

 

| Lei | 2008/11/08 05:21 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。

アルカナを転戦していたら興味深いブログに辿り着いたものです。

一通り読ませて頂いて、少し現実に触れた感じ…
世の中が、何か理由を付けては“美談”に変えてしまい、向き合おうとしない現実に。

| aene | 2008/11/07 22:48 | URL | ≫ EDIT














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