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「虐待されても仕方ないという印象をもたれやすい無愛着児童」

養護施設に居る間の問題


 たとえ虐待を受けても跡を追う子
 
 今思うと施設職員の心証に悪影響を与える子どもの態度として、やはり無愛着な態度が筆頭にあげられるだろう。

 虞犯少年も、自身の寂しさから行動する事が多いし、被虐待児は、被虐待の再演や吐き出し相手として、身近な大人や【時に年下児童】が必要となるので無愛着ではいられない。
 
 なので直接児童と関わる事になる直接処遇職員も、彼らなりの想定の範囲内の子どもの態度の方が比較的コントロールしやすいのだ。虞犯少年と関わるのも被虐待児童と関わるのも大変であるが、少なくとも彼らは、未知の生物ではないのだ。


 未知の生物に対する反応

 わたしの場合、何の面倒も起こさなかったし静かな児童だったが、大人たちからますます放置させているようなところがあったと思う。

 自分の面倒を自分で見てるのを幸いに、あまり近づきたくなかったのではないかという印象がある。そしてこちらとしてもその方がおそらく気楽であった。手を掛けられたり何かされたりするリスクが軽減されるのだから・・・。

 でも時々、大人たちや上級生たちから未知の生物を見るような目で見られていたような印象だけが残っている。誰が自分をそのように見てたかは知らないが、子どもならば当然取りそうな行動を取らなかったのだろう。

 たとえ虐待を受けても無反応な子

 人は何の反応も示さない相手に対して嗜虐的なものを止められないらしい。痛いとか苦しいとか悲しいとか、何らかの反応を示さずに子ども時代を過ごすと、自分のレベルが世間の人のレベルとは桁違いで異質な感覚を持ってしまう。

 子どもが無愛着であるというリスクとは「やられて当然だとばかりに扱われやすい事」だと思う。虐待を受けて傷ついたという感覚を持たずに施設に居た子は、施設の生活が相対的に虐待環境であるにもかかわらず日常化している。

 外の世界を知らないので、体育会系、軍隊的、収容所的、なそれらの生活が日常である事の異質さに気付かずに過ごし、むしろ、社会に出てから、自分の無感覚と無痛覚な感覚が、どうも周囲の人とそのレベルメータがズレている事に気付いてゆく。

 しかし、気付いた時は遅く、大事な人を知らずに傷つけてしまったり、取り返しが付かない獰猛さで相手に対峙してしまう。

 施設だけで育ったオール施設育ちは、家庭からの保護体験を経験していない。物心付いたら施設という場所にいた為、施設生活が子ども時代の日常となってしまう。

 そんな子が一般家庭に迎えられても、おそらく里親は一瞬こころによぎるかもしれない。「これほど可愛げのない、子どもらしくない子だから、殴られてしまうのかもしれない・・・」と。当然多くの里親さんはこのような気持ちと戦っていると思うが、この可愛げのない唯我独尊児童と毎日顔を合わせるのだから、その苦労は並大抵ではないだろう。

 ★今日の教訓:無愛着である生き方にもリスクが付きまとう。
 
 

|  養護施設にいる間の問題 | 06時50分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

里親さん、書き込みをありがとうございます。

 里親さん、はじめまして。何度も読ませていただきました。書いて下さって感謝します。

 里親さんのレスを読み、わたしはキレイ事ではなく、里親さんが実際に抱えさせられている問題に抵触する記事を書く必要性をさらに知りました。
 
 わたしは今、絆づくりというものをしています。不思議な事に問題児童の側から発信しているようなブログになりつつあり、お恥ずかしいですが、これも、今現実に目の前にある事柄に向かっている里親さんたちの、僅かなピースになればと思います。

 読んで下さってありがとうございます。3人目の坊やに、いつか魂が出会うと良いなと思っています。目の前にいる人に彼が気付いてくれますよう・・・【祈】

 里親さんを、わたし、ほんとうに応援したいと思います。里親さんのがんばりが孤独なものにならないように・・・・。少しでも。



 
 

| Lei@はじめまして | 2008/12/10 07:25 | URL | ≫ EDIT

無愛着児、本当にそうですね。

 里親です。この夏から5歳の男の子と暮らしています。お誕生日がきて6歳になりました。
 我が家には実子がいませんが、すでに男の子2人を赤ちゃんの時から引き取っていて、その子たちは特別養子縁組が済んで、もう小学生です。今度の子が3人目です。私自身が3人姉妹で育ったので子どもが3人いたらどんなに楽しいだろうと思っていたのです。
 上の2人は赤ちゃんの時から育てているので、とにかく、かわいいです。もう大きくなってきたのに「ママ、ママ」とくっついてきます。
 でも3人目の子は、正直いまいち、かわいくありません。
 Leiさん、Mariaさんのブログ、いつも読んで参考にさせていただいています。「無愛着児」ホントにそうです。ほったらかしでもあまり大人を必要としないので、ますますほったらかし、だから愛着の絆が深まらない・・・。こんな感じで3ヶ月半暮らしてきました。
 そうは言っても、3ヶ月半でも暮らして見ると、この子もこの家に馴染もうと頑張っているのが分かるし、少しずつ私にもこの子が愛おしいという気持ちが育ってきているのも感じます。子どもも甘えてきたりするようになりました(→甘え方を知らない感じですが、お兄ちゃんがたちがパパママに甘えるのを見よう見まねでやっています)。10年とか8年とか暮らしているお兄ちゃんたちと較べるとまだまだですが・・・。一緒に暮らす時間が長ければ愛情の絆も育っていくのかなと期待しています。
 この子は、いわゆる「捨て子」でまったく親のいない子です。児相は、さっさと里親委託すべきだったのです。一度2歳ごろに委託の話があったのにそれがまとまらず、児相はその後里親探しをせず、見過ごしてきたケースでした。
 今回我が家が3人目の養子を、とお願いした時も、「委託できる子がいません」と言っていたのに、こちらが「本当ですか?実親が引き取れないまま施設に長期いる子がいるでしょう?」しつこく言ったら、この子にたどりついたのです。
 児相に、「どうして、5歳になるまで委託されなかったのですか?」と聞いたのですが、結局、児相の見落とし、「ミスです」と言っていました。6歳に近づくまでずーと施設で育つのではなく、もっと小さい時だったらによかったのに、とも思いますが、まだまだ就学前です。きっと取り戻せると思っています。
 この子が来て3ヶ月半、お兄ちゃんたちも急に弟が出来て慣れずに、みんなが大変でバタバタ過ごしてきました。こんなんだったら元の2人の方がいい、この子は施設に返そうかなんて悩んだ時もありましたが、人間ですからそんなことができるハズもありません。
 そんな中で、少しずつみんなも落ち着いてきたこの頃です。まだ、Happyな気分の時より、しんどい時の方が多い気もしますが、実子のいない私たちに縁あって授かった3人の息子たちですので、大切に育てていきたいと思っています。
 Leiさん、Mariaさんが発信なさっていること、今回委託された子どもを育てるにあたり、とても参考になります。いつも読ませていただいています。

| 里親です | 2008/12/09 16:44 | URL |














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