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整理:児童養護施設の子の保母への後追いの代価について

児童養護施設にいる間の問題

 関連記事: 施設の中の無愛着児童は「後追い」しない 

 誰が「後追いのモデル」なのか

 以前、乳児院から来た子(A子)が初めて保母を後追いした記事を書いた時にうまく書けなかった、追記事項がある。やはりA子の告白はわたしにとって驚くべき愛着の発露のテーマを持っているし、絆づくりをしているわたしにとっては、何度も手にとって吟味すべき内容だと感じているので、しつこいとは思うが再び書いておこう。

 わたしはA子の告白を聞いた瞬間、集団生活の中で愛着行動をした彼女を白い目で見てしまったのと同時に、1つ腑に落ちない点があった。ただその腑に落ちない点をうまく言い表せなかった。

 それは、わたしが今絆づくりをしていてつまづいている点と関連している事柄でもあった。・・・わたしは彼女が誰をモデルに保母への後追い行動をしたのだろうか?という部分が、長い間、理解できずにいた。わたし自身、モデルのない愛着行動がうまく出来ず、気付いたら施設仕込みの無愛着へ逆戻りしているのだ。

 だから何故彼女は、愛着が止まらなくなったのだろう。と密かな疑問を持つようになってきたのだ。彼女から告白を聞いた瞬間は、まだ絆づくりをしてない状態だったので、深く考えなかった。



 しかし数年Mariaと話しているうちに、子どもの頃のA子はわたし達の目にいつも映じていた家庭のあの子、施設長の子どもの態度を知らないうちに後追いのモデルにしていたのではないかと推測するようになってきた。

 里親家庭の実子の真似をする里子のように

 それはたとえば、実子のいる里親家庭へ迎えられた里子が、実子の真似をするようになるのと非常に似ていると感じるのだが・・・。

 確かに、施設長の子だけはわたし達が恐怖する人を、パパ、お父さんと呼び、お母さんも施設にいた。わたし達はその子を別格扱いしていたと思うが、A子はそうしながらも、自分が好きな保母が出来た時に、自分の愛着の示し方として施設長の子どもの態度をコピーしていたのでは?と思うようになった。

 でも施設長の子どもに許された行動は、A子やわたし達園生には許される筈もなく、彼女は今思うと激しく心を・・・というよりも、愛着の芽を踏み潰されたのではないかと思うようになった。

 それが、わたし自身、絆づくりが進むにつれてだんだんと理解できるようになって来た項目である。

 支払えるなら支払いたいと思っていた愛着代価

 そして彼女は言いかけてやめた言葉があった。わたしはあの時、彼女が言いかけた言葉を書くのをためらい、今まで来てしまったが、わたしの整理の為にも彼女の言いたかった気持ちの為にも書いておく事にした。

 あの時、打ち明け話の中で彼女は「お前は給料を払えるのか!」と男性職員に怒鳴られ「私の小遣いで払えるものならいくらでも払うよ!」と叫び返したけれど、その時チラッと「○○ちゃん【園長の子ども】はいくらお小遣いを使ったんだろう?」と思ったそうだ。

 でも打ち明け話をした時、わたしもA子も大人になっていて、お小遣い云々の話ではない事を知っていたので、彼女は男性職員に怒鳴られた時に浮かんだ疑問を、あの時に言えず、黙ったんだと思う。わたしも言いよどんだ彼女の言葉をスルーしてしまった。

 もう、疑問をそのまま口にするには大人になりすぎてたという事だけど、でも今はA子の話を持ち出す度に、だんだん悲しいような気がしてくるのは何故だろうか。

 わたしはもう、なんだか彼女の話を白い目で見られなくなってきたし、わたしが白い目で彼女を見てたその同じ目で、わたし自身の絆づくりを見ている気がしている。

 わたしの中の裁きの目

  ”人を裁くな。自分が裁かれないためである。あなたがたが裁くその裁きで、自分も裁かれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう。 マタイの福音書”・・・という戒めが、わたしにとっては逆に足かせとなってしまった。

 わたしは他人をどうしても裁いてしまっていたのだから、当然自分の事も裁かねばフェアじゃない。そんな裁きの目を持ってA子の話を聞いていた・・・それと同時にわたしも、自らの絆の機会をこの手につかめずにいる・・・。

  ★何度もほじくり返してすみません。

|  養護施設にいる間の問題 | 13時23分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

もうすぐ引退じゃないかな

 うん、そうだね。彼女はお父さんと親戚がいて、時々彼女に会いに来てはいたけど育ててもらってないからやっぱり家庭を知らなかったと思う。たまに面会に来る人も、施設に通いでやってくる職員も子どもの側からは区別つかないからね。

 わたしは、この話の、お小遣いというのも、彼女はお小遣いの実感もないままようやく反論したんだと思う。施設ではご存知のように買い物も行った事なければ、生理用品に至るまで現物支給の世界だから・・・。だから彼女は男性職員の「お前は○○姉さんの給料を払えるのか!」という言葉に対して、ろくに見た事もないお小遣いの事で反論できたのが精一杯だったんだと思う。

 保母はいつも「給料が安い」と平気でこども達の前でこぼしてたし、それを一度廊下で聞きつけて、わたしも小さい頃「そのキュウリョウ【給料】がもらえなくなったら、学園辞めるの?」と聞いて「嫌な子ね!」とキレられた事があったから。本当は次に質問したかったのは「その給料が安くなければ、施設にいるの?」ときこうとしたような、残留思念が自分の中に残ってた。

 でもね、怒られてしまったので・・・。というわけ。


 でもあの時わたしは嫌味で聞いたんじゃないと思う。その給料というものが何なのかを知りたかったんだと思う。

| Lei | 2009/01/09 01:43 | URL | ≫ EDIT

この職員、改めてむかつくわね…

 あの時、打ち明け話の中で彼女は「お前は給料を払えるのか!」と男性職員に怒鳴られ「私の小遣いで払えるものならいくらでも払うよ!」と叫び返したけれど、その時チラッと「○○ちゃん【園長の子ども】はいくらお小遣いを使ったんだろう?」と思ったそうだ。

 Leiちゃん、この下りは、なんだか涙が出てきたのよ。
「給料を払えるのか」までは何回も聞いていたの。

 だけど、

「私の小遣いで払えるものならいくらでも払うよ!」

 と叫び返した言葉を、職員はどう聞いたのかしら?
これ、どこかの施設長をしているのでしょう?

 その時チラッと「○○ちゃん【園長の子ども】はいくらお小遣いを使ったんだろう?」と思ったそうだ。

 ここも、ジワッときたの。

 施設の中に家庭があって、当然のように甘える子どもを見せつけられながら、それが親子の関係だとは理解できず、お小遣いで職員を「雇用」していると発想するあたりに、オール施設育ちの哀しさがあるわね。

 あたし、この職員をぶん殴りたいわ。いつか、ぶん殴らせてね。グーで…

| Maria | 2009/01/09 01:12 | URL | ≫ EDIT














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