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去:この季節は上級生が自分の一部のものを極秘に始末する時期

養護施設に居る間の問題

★気分:飛ぶ鳥跡を濁さず・・・か?

 自分の居場所は移動の中に 

 わたしは、いつの間にかそこに居る事の出来ない人間で、居る事はおろか、居続ける事はなおさら大変なことだとプレッシャーを感じている。数年に一度住まいを転々と変えたり、3月には出ていく用意をし、4月には次の移動先で新しく始める・・・その感覚は骨の髄までしみこんでいる。
 
 わたしは職を転々とした人間だが、同じ職場にずっといる事が困難だからだ。同じ場所、同じ人、同じ空気感の中に居続ける事への違和感は今も尚強い。



 こども達の生活の場は職場だった

 「4月には新しい場所で生きていかねばならない」という感覚はおそらく幼い頃には自分の感覚として不動のものだったようだ。少なくとも二つの児童養護施設を体験してきたが、そのどちらにも3月~4月の部屋替えがあった。

 養護施設は職場だ、職場に子ども達は住んでいた。家庭ではないのだ、新しい職員は入ってきて出て行く、新しい子が入所しては出所していく。そんなことの繰り返しだ。職員は児童を養育して給料を貰うので、当然ながら待遇の良し悪しについて問題になる。組合のない施設の職員の【今はあるかも】不満を聞かされ続けてきたように思う。

 3月4月病とでも言おうか

 こんな無愛着児童が、今、ソウルメイトと絆づくりを、もはやすでにプロジェクトとして、日々行っているが、わたしの努力は焼け石に水で、どれ程がんばっても及第点はもらえそうにない。いつになったら卒業できるのか?と・・・。

 今は出て行かない、去って行かない、気分をリセットしない、新しい場所でやり直すというような考えを持たない、これらは今は必要の無い施設病の1つだから・・・と分かっているのに気付いたら、頭の中が引越しで忙しい状態と、全く同じ心理状態になってしまうのだ。

 燃やしても埋めても壊しても残る何か

 3月になると卒業と同時に、自分の始末をして出て行く上級生も多数居た。庭の大きな焼却場で、自分の教科書や誰にも譲りたくない持ち物や、日記や、その子自身に関わる全てを燃やしている姿をよく見かけた。
 
 本当は施設を出て行くとき、リサイクルしなくてはならない。だからルール違反をしているのかもしれないが、上級生の人は「どうせ帰れない場所なんだからきっちり自分の足跡を消さないとヤバイでしょ」と言った。

 他人同士の集団生活だから「自分が使用していたものを他人が使用するのはキモチワルイ」とその上級生は言っていたが、わたしはそこら辺無頓着だったので、真っ赤に燃えていくそれらを眺めていたように思う。

 ただ、わたしの根本は、燃やしても埋めても壊しても解決できないものがあると感じているので、二度と戻らない場所に、自分の汚れた足跡を残して去った施設全部育ちとしては、始末し切れなかった過去が断片化され残っている事と、どこか、生き恥を晒しているような感覚とを折り合いが付けられなくて時々、何もかも燃やし尽くしたくなるのかもしれぬ・・・。

 まあ、いいんだけどな。

|  養護施設にいる間の問題 | 05時43分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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