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価:結果的に捨てられた子ども時代に付加価値など無いと認識

養護施設を出てからの問題

 内なる戒めという誤解

 「虐待も受けてない癖に施設で育ち高校まで出してもらい、さらに一体お前は何の不満があるんだ」という内なる戒めと共に生きていたような気がする。

 この内なる戒めの声はわたしが生み出したものではない。しかしこの11年の整理作業の間、ずっとこの内なる戒めの声と戦い続けてきたように思う。それは時にMariaにアウトプットしてしまい、辛抱強く付き合ってもらっている。

 ソウルメイトたちと過去の育てられ方の整理に入る前は、この内なる戒めの声は、わたしがまっすぐ生きる為の道しるべのように、パターン化した口癖になっている事に気付かなかった。わたしは自分で自分の価値観を育ててきた一方で、施設で幾度も覚えさせられ、刷り込まれた概念を内在化している事に気付かなかった。



 内なる戒めを子ども達に叩き込んだ施設という養育環境。そこでしか通じない概念を、自分の言葉だとカン違いし、大人になっても誰とも絆を作れない無愛着な道を、それと知らず歩いていた。

 でもその内なる戒めを叩き込んだ職員が誰かなんて誰も知らない、ただ、同じ施設を出た子が離婚したり、行方不明になったり、精神病院に入院している事を風の便りで聞いた。幾人も聞いた。

 何故みな、施設を出てからも似ている末期へ向かっているのか?と感じさせらる内容だった。わたしはそこから社会的排除に関する問題についても感づきはじめるのだが、その為にはさらに数年必要だった・・・。

 カン違い自己責任を内在化

 わたしは実はまだ、施設を出ても施設時代の概念を内在化して生きてしまう事の問題に気付いて日が浅い。わたしが自分の意志で歩いていると思い込んでいた概念は、実は施設時代に植えつけられた概念だった。

 施設の子ども達は、責任を取らない大人たちから捨てられ続けていて、自己責任を果たせる筈がないというのに・・・。それなのに呪文のように自己責任で社会へ放り出された。

 「ぼくたち、わたしたちには誰も居ないけど、それを言い訳にせずがんばって社会の荒波に向かって船を漕ぎ出していきます」という宣言文が今でもスラスラ出てくるのだ。きっと耳にタコが出来るほど馴染み深い宣言文なのだろう。

 これから先、何があっても自分の至らなさを施設に問わず自分の責任において生きてゆく・・・。そのような覚悟を胸に、まるで、戦地に赴くような潔い表情で上級生は卒園していった。そして二度と会うことはなかった。

 虐待がない施設というワナ

 今回「虐待がなければ子ども時代の全てを施設で育って良いのか?」というテーマを差し出してくれたNayutaさんだが、わたしがリアルで知り合った施設育ちも、施設での虐待を覚えていなかったりする事で、施設で育った事をどうやって考えればいいのか迷っているフシがあった。

 はっきりと施設での虐待を覚えている人は、そこを手がかりに物事を考える事ができるが「たんに子ども時代の全てを施設で育ったというだけ」という括り方しか持てない元児童たちは、迷路の中に今も置き去られているように思う。
 
 捨てられている事と虐待のあるなし

 虐待があるかないかより先に、子ども時代の全てを児童養護施設だけで育つ事が根底にある事を考えた方が、わたしは理解しやすい。

 何故なら、わたしはほんの少し前までは「虐待を受けてないし高校まで出たんだから、わたしは施設に感謝こそすれ、不平不満をいうべき立場にない」と思いこんで、いわゆる自己責任と自立と、鉄砲玉のような野生児のままタフに乱暴に、見境無く生きていたのだで、そんな人生に誇りまでどうやって持てばいいのか分からなくなったのだ。

 ・・・現在わたしは国語を習い始めている最中であり、学びの時だと思っている。施設時代のOSを全て入れ替え作業しているようなものだという事。なので、施設育ちのストレートな球でさえ受け取れない時がある。里親さんの言葉には反応しすぎな事を考えると真逆な態度だと自分で思う。
 
 ★どうか、生温かい感じで見ててください。おそらく勝手に喋ってますから。

 以上

 

|  養護施設を出てからの問題 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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