PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

読書感想文:「絆なき者たち -家なく、親なく、学歴もなく-」を読み1

読書中 【このブログは読書中心ではありません】

 関連記事養護施設の子は、一般家庭の子に比べて70倍もホームレスになりやすい。 -「若年不安定就労・不安定住居者聞取り調査」報告書を読んで-  
 
 

本文引用
page8



 養護施設出身者を、さまざまな社会的紐帯を欠くという意味で"絆なき者"と呼んだ事情からほぼ推測されるはずであるそのとき、親の存在意義が、親がない場合の人生航路をみることによって逆に鮮明になることは十分にありうる。本書はまずそうした観点からみられてよいだろう。「親」がいるから子が育たない場合もある事を知る必要がある。

 

 page9

 ”絆なき者”たちの生きようが多くは苦闘に満ちたものであるのは後にみるとおりである。しかし、その原因の全てを、親がなく、家がなく、その結果として学歴をもてなかったことにあるとするのではいささか片手落ちではあるまいか。むしろ、養護施設にいる子どもたちやそこを巣立った青年達を『みなしご』としてのみみるそうした社会的な価値観や雰囲気こそ問題にされていいのではないかといいたいのだ。

 彼らにあたたかい人間的な触れあいの場を与える必要はないとか、高校や大学に進学させる必要がないというのではむろんない。彼らの為にそうした公的機関の整備や公的援助が強力になされる必要があるのはいうまでもないことだ。

 しかし、そのときも注意しておきたいのは「親」がないことへの不自然ななまでの同情はむすろことの解決に弊害となる恐れがあることにっも意を用いるべきではないか、ということだ。




 絆なき者

 実は、絆なき者という副題の付いている自分のブログなので、去年あたりに検索したらこの本を偶然見つけた。しかし買い忘れていた。でもSTOP!施設内虐待の管理人のエドワードさんが購入したのでお許しをいただき、Maria経由で貸してもらい、少しずつ読み始めているが・・・。

 早くもプロローグを読み始めの段階で、この本に漂う雰囲気にイライラさせられている。この本の編集者である「青少年福祉センター」というのは、施設を出てから「絆がない事が理由で」立ち行かない青少年達を援助する機関だそうだ。

 親が育てない”絆なき者たち”を子ども時代の全てを施設の中で純粋培養し、施設の価値観だけを持った人間として社会へ放出し、その子たちが社会不適応者となれば、今度はアフターケアと称して福祉センターを作り・・・そしてさらに家庭を持った事がない施設出身者は子育てできず、又その子が施設へ入れられる・・・・これが延々と繰り返され、施設4世、5世へと続くのだという事がなかなか理解できず、貧困層の再生産にしかならない。

 まあ、もう少し読み進めてみよう・・・。
 

 

 まずは、最後まで読もう・・・。 

| └ 読書中 → 完読 | 08時56分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

「集団養護論」に似てるわね

 Leiちゃん、
 この著者の持って回った論調って、集団養護論の論調に通じるところがあるのね。子どもたちが施設に居続けることを前提に、子どもたちの自立できない問題を語るから、どうしても、すり替えの論調が増えてくるの。

 養護施設で「絆」が作れないことは自明の理であるにもかかわらず、養護施設というシステムはそのままにして、自立支援機関を作れと言う。「絆」がない子どもたちには、里親という個別の「絆」を与えればいいだけ。

 子どもがどのように育つのが、子どもの自立に必要であるのか考えて、そのためには何をすべきか。この視点が筆者にはないのね。

 この青少年センターは、自立援助センターのようだけど、ニッチな需要に対する「貧困ビジネス」の走りだという気がするの。
 養護施設という「絆」を作れない欠陥システムから出てくる子どもたちを受ける、貧困ビジネス第2段ということかしら…
 いえ、乳児院を入れたら、第3段ね。

 乳児院 ⇒ 養護施設 ⇒ 自立支援センター と、子どもたちの養育費を国から受け取り、自立支援センターを出て自立できない子どもたちを生産し続ける。
 自立できない子どもが社会に出て、子どもを生み、当然子育てが出来ないから、乳児院・養護施設に入ってくる。かくして、循環型貧困ビジネスの完成となるの。
 戦後に児童養護施設が出来て60年あまり。自立できない施設の子たちは若年出産が少なくないから、15~20歳あたりで子どもを産むとすると、この貧困サイクルは3~5サイクルとなっているの。
 Leiちゃんの言うとおり、施設4世、5世が出ていると思うの。あたしの親だって、施設を出たらしいから…

 この、施設児童を再生産し続ける悪循環を断ち切るには、里親家庭で子どもをしっかりと育てることが必要なの。だけど、乳児院・養護施設は、金の卵を産み続ける金のガチョウを手放そうとしないのね。

 この国は、子どもの幸せを考えられない国なのよね。

| Maria | 2009/05/02 07:44 | URL | ≫ EDIT














http://escapeorgoodfight.blog85.fc2.com/tb.php/938-16c6c070

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。