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乳児院・児童養護施設だけで育つ事を「事足りてる」と言わないで

養護施設に居る間の問題

IMG_4688

サイト:青少年の自立を支える会・星の家 
関連資料:青少年の自立を支える会 会報 

 わずか弁解

 この資料は青少年の自立を支える会・星の家というNPO法人の持っている資料なのだけど、普段ブックマークする際はその資料のページのみ追加するので、もともと何処のサイトの資料なのか分かりづらくなる。これもディープリンクの一種になってしまうし・・・。という事で最初は施設のサイトの資料かと勘違いしていたので、ちゃんと元を辿れるようにしておこうと反省。

 引用部分【@1施設育ちとして気になる部分】

 我が国では、バブル期、児童養護施設に入所する子どもが減り、もう戦後の役割は終えたといわれた。この状況がもう少し続いていたら、児童養護施設は淘汰されるとともに里親中心へと変革しいったかもしれない。

 しかしながら児童虐待というパンドラの箱が開いてしまった。巷には被虐待児があふれている。都市部では施設が足らないという。かくいう私の施設も一昨年、定員を40名から50名に増やした。
戦後の「収容保護」はいまだに続いているのである。

 【中略】

 社会的養護の枠組みは変わっていないが、要保護児童の特性は変わった。親や家を失った子どもには「衣食住そして教育」を保障すれば事足りたが、親や家を失ったわけではない被虐待児には「大人との関係性の回復」を保障しなければ、彼らの社会的自立は困難なのだ。「収容保護」施設にそれが保障できるのであろうか。

 こうして「収容保護」施設で「大人との関係性の回復」を成し得なかった子どもたちが、それを求め
て「星の家」にやってくるのである。





 パンドラの箱と残された希望

IMG_4682

 わたしは早くもこの資料の、養徳園の園長の言葉の引用部分に引っかかっているのだが、養護施設が戦後の役割を終えて淘汰され、里親中心へと変革していく事を憂慮している職員のイメージが浮ぶのだ。しかしまあ、施設職員は子どもの不幸で飯を食ってると個人的には思っていたので、別におかしくもない。

 この人の本音は、家庭虐待が増えた事でパンドラの箱が開き、施設存続の希望が残されたと言ってるように見える。わたしは特に施設の職員が吐き出す言葉には、書かれている以上の職員が置かれている背景が【見える】気がして、何故わざわざそのキーワードをさらっと言ってしまうのか、とてもとても気になる癖がある。【自分もよくMariaから指摘されるけど・・・】
 
 事足りる
 
 よく、ネグレクトと虐待を一緒くたに語られる事に拒否反応を示す自分である。又施設内虐待の多くは「親から捨てられた子」である事を用いられているのだから、虐待を語る時、施設内虐待については、その子ども達に誰もいない事を語るのが先決だという事は個人的に確信している。

 無力にさせる言葉

 「親や家を失った子どもには「衣食住そして教育」を保障すれば事足りたが、親や家を失ったわけではない被虐待児には「大人との関係性の回復」を保障しなければ、彼らの社会的自立は困難なのだ。「収容保護」施設にそれが保障できるのであろうか。 」

 という文章を読み一瞬無力な自分を感じた。一度も家庭で育てられなかった子の問題は根深いというのに、親も家もない子には収容施設で事足りると言わんばかり・・・【いや、言ってるよね】の文章を読み、施設でまじめに静かに生きてきた子らは浮ばれない気がした。
 
IMG_4684

 声無き声にされてはならない
 
 家や親を失った子には衣食住与えれば事足りていると思っていたのに、海外からの外圧の為、家庭で育つ事が重要視されて里親中心になっていく事を憂慮してた施設業界の本音は隠しようもない・・・。

 今は児童養護施設は、施設全部育ちが本格的に声を上げる事を、どことなく恐れているようにも感じる・・・。

 一方、家庭から措置されて来た子は平均3年で施設を出ていくので施設体験者なのだが、彼らは3年ほどしか施設に居なくても「施設出身者」として語っている。

 しかしその内容は、施設全部育ちが発信したい内容とはぜんぜん違う。
 
 機能不全家庭での虐待の問題を持つ彼らは、施設だけで育つ事を問題として掲げる事はない。彼らの関心事はいかに、施設に保護されるか、いかに施設で職員から向いてもらえるか、などであり、施設全部育ちの、全く家庭を体験した事のない子らとは違う問題を抱えているのだ。

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 わたし達もわたし達の必要な事を発信するしかないとつくづく思う。終わった過去を悼むだけではいけないけれど、この虚しさの行方を定められない・・・so everyone had a chance・・・

 戦災孤児はいません、だから親がいない子はいませんと言われてしまっては、親が育てられない引き取り手のない子ども達は、養護施設の中に存在しない事になり、存在しない子の問題は語られなくなってしまう。それ以前に、戦災孤児を引き合いに出すあたり、いつの時代の話よとあきれるが。

 居ない事にされてしまっている子ども達の為にこれからも発信し続ける、里親家庭への道へつなげる為に。

|  養護施設にいる間の問題 | 09時56分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

ごめんごめん

 ありがとうMaria。
 
 じっくり読むね。

| Lei | 2009/05/07 08:43 | URL | ≫ EDIT

まさに、日本の養護施設の現状を表しているの

 Leiちゃん、

>「親や家を失った子どもには「衣食住そして教育」を保障すれば事足りた

 この方の言葉に徒労感を感じるのはわかるけど、これが、戦後の親のいない子どもの養育に関する日本全体の認識でもあったの。この事務局長の言葉は、まさに日本の施設養育の現状を表しているの。だから、怒りと徒労感を感じるのはわかるわ。

 でもね、この方は「子どもの不幸で飯を食べている」養護施設の施設長なのよ。
↓栃木県の社会的養育の現状
http://foster-family.jp/chihou/gaiyou/09tochigiken.htm

 養護施設の施設長が、一見里親養育に理解ある態度をとったとしても、それは、あくまでも、施設養育を脅かさない程度に子どもが委託されていればいいというだけなの。
 この方の施設では、入所のしおりに「施設は長く生活するところではありません」と書いてあるの。

 そのあたりのことを、あたしの記事に書いたから読んでね。
http://prayermaria.blog74.fc2.com/blog-entry-459.html#more

| Maria | 2009/05/07 02:28 | URL | ≫ EDIT














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