PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

気になる本のCLIP09:「日向ぼっこ」と社会的養護

気になる本のCLIP09

 当事者意識というもの

施設で育った子どもたちの居場所 「日向ぼっこ」と社会的養護施設で育った子どもたちの居場所 「日向ぼっこ」と社会的養護
(2009/06/19)
社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ

商品詳細を見る




 
 日向ぼっこの本が出た。

 以前テレビで特集をやっていたのだが、その内容に沿ったような形の構成ですぐに読める内容だ。施設入所前の生活を体験している彼らは、入所前と入所後の生活の違いを、特に意識しているように思えた。3食食べられる、学校に行ける、などなど・・・。

 わたしは彼らのサロンに行った事がないので、直に話しを聞く機会はなかったが、ともかく居場所としてのサロンを必要とする『施設当事者たち』がいる事は理解できた。

 彼らは居場所を求めている、仲間を求めている、共感し合える人を求めているし、家庭の(ような)ぬくもりを求めている・・・?しかし、家庭そのものを体験した事のない子らの問題は、彼らの課題ではないようで、相変わらず取り上げられていない。

 わたしたちのやっている絆作りとの違い

 わたしはこの本を読みながら、ふと、SOUL FAMIY-projectの3人の絆作りとの感覚の違いを意識していた。日向ぼっこのテキストを読むと施設の匂いが感じられる。施設に軸足を置く彼らは、あくまで社会的養護を利用した、利用者意識を持っている。
 
 しかし、わたしたちは3人とも、選択肢もないまま施設収容された事の問題を抱えている。それぞれに子ども時代脱走をしたが、施設へ戻され、外へ出る事はなかった。一度も家庭を体験した事のない私怨を持つ自分たちと、機能不全家庭出身者の彼らが持つ利用者意識の違いとなって、行動化されているように思える。それもまた、それぞれの選んでいる道なのだ。

 わたしは、仲間づくりというのは、まず固定された相手がいてこその、その次の発達に応じた段階だと感じるようになってきた。物心付いた時に、すでに児童養護施設の集団生活に投げ込まれてしまっている状況だったので、仲間と聞くだけでいっぱいいっぱいなキモチになる。

 日向ぼっこのメンバーは、家庭体験を経ての施設入所なので、すでに愛着を向ける対象者がいる人たちなので、次の段階の仲間づくりでも良いのだと思う。しかしそれでは、家庭体験を持たないわたしにとっては施設時代の再演でしかなくなってしまう。

 だから、求めるものも自ずと違ってゆくのだと思う。いつか彼らが子育てをしなくてはならなくなった時に、今とは少し違うテーマも持つ事になるだろうと予測している。

 わたし自身、家庭に入るまで、自分が家庭を知らなかったことを知らなかった事に気づき、生まれてすぐに里親家庭へ迎えられてほしいと心から思うようになったのだから。

 そんな事を、この本を通して考えた一日だった。
 

| 気になる本のCLIP09 | 19時27分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

Leiさん、こんにちは。

彼らのTOPから受けた体験ですが、社会生活(家庭も含めて)をする上で最低必要な常識を持っていないことに呆れました。
ある歪みかな?って印象です。
仲間内で集まるサークルであるうちは構わないのですが・・・
基本の大切さを彼らに知って欲しいと痛感した出来事でした。

| ハング | 2009/06/30 20:16 | URL |














http://escapeorgoodfight.blog85.fc2.com/tb.php/983-94a2fe34

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。