Firedragon戦記/絆なき者の記録

元・児童養護施設内マイノリティの自己主張ブログ

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「養護施設を理解されていないの意」についてのわたしの認識

コラム

 家庭から来た子たちの理解されたい事

 彼らは実親から虐待され、ネグレクトされた認識がありながら、孤児院が元である現在の児童養護施設に入所していた事により、捨てられた子ども達であると思われる事への危機感を持っているように見える。

 彼らはその為、捨てられた子なのか虐待された子なのかという自己認識の曖昧さに対峙しているように見える。だから大人になっても世間に向けて何を理解してもらいたいかうまく表現できない気がする。

 施設の子ども達の絵画展を開く事で理解されたい事とは何だろうと考えてみたら少し気付いた事がある。施設の子は特別な子ども達ではない、家庭の子と何ら変わらない子ども達なんだ、と理解されたいように見える。それは一部は真実だけど、全てを説明していない。

 わたしは捨てられて施設で生活している事は、特別視されるべきと言ってるのではない。問題視されてほしいと思っている。家庭の子と施設の子【家庭虐待からの措置の子】は同じと言いたい彼らと、物心付いたら施設世界しかしらない子の問題は、この部分でも重ならないと思った。施設の子ども達の絵画展を、まるで見世物のように感じるわたしとは、視点が違うのだろう。

 以上がわたし視点での、家庭虐待措置の子たちについて思う事。

 まあわたしの記事はダメ出しというか、Problem Listの作成中のようなものだから全ての局面に対して悲観的に見えるかもしれないけど・・・。

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気になる記事のCLIP2008:改正児童福祉法が成立

気になる記事のCLIP2008

関連記事ブログ:Mariaの戦いと祈り
祝 「施設内虐待防止法(改正児童福祉法)」成立

改正児童福祉法が成立 施設内虐待、対策強化
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112601000010.html

 児童養護施設に入所している子どもへの体罰や性的暴行など「施設内虐待」への対策強化や、里親が自宅で5−6人の子どもを養育できる新制度の創設などを柱とした児童福祉法等改正案が26日、参院本会議で可決、成立した。施行は来年4月。

 改正法では、外部の目が届きにくい施設内での虐待に歯止めをかけるため、施設職員らによる身体的暴力や、職員が子ども同士の暴行を放置していた場合、発見者は速やかに児童相談所や市町村などに通告するよう義務付けた。

 さらに、医師や施設職員が内部告発をすることによって不利益を被らないよう明記した。

2008/11/26 12:10 【共同通信】



 

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「家庭復帰組」という言葉を今更考える施設長期入所児童

養護施設にいる間の問題

★一気に整理したいので連日似たような記事を書いています。すみません。


やっぱり関係あり過去記事 
わたしはケーキのおばさんと絆作りたかった / たぶん、あのおばさんに里親になって欲しかった


 あなたは「復帰組」だからと・・・

 わたしと接点を持とうとしてくれたおばさんは、わたしが「家庭復帰組」なので会わせられないと施設側から聞かされていたと言っていた。おばさんはわたしの事を気にしつつも、わたしと母親の絆を邪魔してはいけないと思い、何も行動できなかったと・・・。

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|  養護施設にいる間の問題 | 06:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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たぶん、あのおばさんに里親になって欲しかった

養護施設にいる間の問題

 関連記事 わたしはケーキのおばさんと絆作りたかった

 あのケーキのおばさんのこと

 ケーキを毎年届けてくれていたおばさんにお礼状を書いたら、とても感激していたそうだった。大人になって、おばさんの念願が叶って、施設職員の配慮でわたしに会わせてくれた。子どもの頃は一度も会った事がなかった・・・。
 
 あのケーキのおばさんが聞いてきた。

 「お料理は作れるの?」

 となりで職員が言った。

 「この子は料理を一生懸命覚えているところで、楽しいと言っています」

 わたしは言葉を失っておばさんの顔をみた。

 「そう?どんな風に楽しいのかしら?」

 わたしは自信満々に覚えたての言葉で

 「底値を知りました」と言った。

 おばさんは破顔一笑して、そしておだやかにほほえんで言った。

 「そう、底値を知ったのね」

 まるで小学生にしゃべりかけるみたいな感じだったので、そのおばさんの優しい感じをキモチワルイと感じて、わたしは言った。

 「ひとりで何でも出来ます」

 職員が間髪入れず言った。

 「子どもながらにこの子は昔から力があるんですよ、自分でやっていけるんです」

 でも、おばさんはその言葉を信じちゃいないように見えた。おばさんの目は優しい目だとおもったけど、今は、もっと違う目でわたしを見てた気がして仕方ない。時々今でもそのおばさんの目を意識する。もう居ないけれど・・・。

 ケーキを作るくらいの生活レベルのおばさんだから、底値と聞いてもピンとこないかもしれないけれど、なにやら大変そうだと思ったみたい。でもいつも職員が付き従う会見の場では何も互いに言えなかった。

 ならば、会わせなきゃよかったと思うくらい、おばさんの存在は今思えば、インパクトがあった。職員が何故そのおばさんとあわせたかには理由がある。

 1つは「わたしが大人になったから」
 1つは「おばさんが末期の病気だから」
 1つは「わたしにも一人ぐらいわたしを思う人に会わせてあげたい」
 1つは「あの子に会いたいと言い続けてくれていたから」

 施設は、出会いそのものを潰してしまうんだと知った。育てる気もない【入院中や服役中で、実質子育ては出来ないなども含め】生物学親の生存を言い訳にして、たった一度の子ども時代を施設だけで生き延びさせるなんて・・・・と思う。でも何よりも「この子に会いたい」と思う、地域のおばさんの気持ちもスルーされてしまうんだと知った。

 大人になってしまった心は、子どもの心ではないので、おばさんに向かう事はできなかった。そんな事もわからない施設職員の愚鈍さにあの時は、一人で怒り狂っていた。いや、あの頃は判らなかった・・・MariaやWolfと出会い、何が大事か判る度合いに応じて、怒りが強くなってしまった。

 #そのおばさんは里親登録をしてなかった。ケーキを贈ってくれる地元のボランティアの人だった。でも、出会いを経ていれば、里親さんという形ではなくても交流できたかもしれない。と思えてならない。

 

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潰えた夢:夢を持つ子、真面目に生きている子の足を引っ張る子ども集団

養護施設にいる間の問題

 着信音をけして鳴らさない子

 大人になってから幾人かの子と会う機会があった。自分の過去探しの過程で、施設の中でも真面目なタイプの子数人に、わたしの事を覚えてるか聞くためだった。

 しかしわたしの事もそうだが、彼女達は大人になってからも随分生きづらい人生を歩んでいる。偶然かも知れないが結婚の意味も知らず結婚し、やはり子どもが居ない生活をしていた。彼女らも家庭像をうまく描けていないようだった。

 それはともかくとして、そのうちの一人B子に会う機会があった。彼女は自分の好きな音楽もイラストも本も、気付いたら他人に知られないようにしているように見えた。いちいち他人に言う事ではないという意見もあろうが、彼女の場合は、何かもっと知られる事への怯えが感じられた。

 

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|  養護施設にいる間の問題 | 03:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夢の話の続き:はるか未来に考古学者になりたかった

養護施設にいる間の問題

 夢というキーワードが続いているので、どさくさに紛れて書いてしまおう。

 関連記事ブログ:Mariaの戦いと祈り
 Impossible Dream(見果てぬ夢)

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 幼い頃の吉村教授を考古学者に向かわせた本

 Mariaがキュリー夫人を夢見ていた頃、わたしは考古学者を夢見ていたらしい。この地球に埋まっている過去の遺物を発掘して、何があったか確認しようとしていたらしい。

 確かになんとなく、小さなシャベルとバケツを持って発掘作業をしているのを笑われているシーンが断片的記憶としていくつか残っては・・・いる。でもその記憶は地球上に散らばった幾つかの土器のカケラにも満たない・・・。

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|  養護施設にいる間の問題 | 03:46 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「夢を持ちなさい」と人は簡単に言うけれど

メンタル整理

    関連記事ブログ:Mariaの戦いと祈り
  1. 施設の延長の殴り合いの世界の夢なんていらない
  2. TV番組 エチカの鏡 ココロにキクTV - フジテレビ


 夢を持つ意味と夢の内容が繋がらない

 「子ども達に夢を与えたい」と言いながら、色んなボランティアの人が施設の中を通り過ぎていった。「夢を与えたい」と言いながら施設の子にとっては高級なお菓子をばら撒いて去っていった。「夢を与えたい」「夢を持ってもらいたい」「夢を信じて」と連呼される度に心の中で引いていた。大人の自己満足を自覚してやっているならまだしも・・・自覚していない人の方が多かった。

 施設では常に「夢」という単語に数え切れない程のタグがつけられキーワードになっていた。でも当の自分達は何を言われているのか判らなかった。夢というものが何なのか判らなかった。


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